iPhone 15 Proは、これまでのiPhone Proシリーズに比べ、軽く仕上がっています。また、チタニウム製フレームは、手触りのよさが魅力的。できればケースに収めず、“裸”で携帯したいと思う人もいることでしょう。
とはいえ、背面のガラス割れ、フレームの傷などを心配しながら持ち歩くのも、少しゆううつです。不安感なく、“ほぼ、裸”での携帯を実現するのが、ケースフィニットの「CASEFINITE」ブランドの「THE FROST AIR」「THE FROST AIR ULTRA」「THE FROST AIR ULTRA MAGNETIC」ケースでしょう。
それぞれどのような特徴があるのでしょうか。iPhone 15 Proに装着した様子とともに紹介していきます。
CASEFINITE直販サイトでの価格(税込み)は、THE FROST AIRが3249円、THE FROST AIR ULTRAが4499円、THE FROST AIR ULTRA MAGNETICが5499円。
「THE FROST AIR」(フロストエア)は、厚さ0.8mm以下、重さは実測値約7.1gで半透明仕上げの、極薄/超軽量のiPhone 15/15 Pro向けケースです。
ポリプロピレン(PP)素材を採用しているため、全体的に柔軟性があり、着脱しやすいのが特徴的。軽さもこの素材のおかげといえます。
実際、製品の箱を開け、袋からケース本体を取り出したときに「うわっ、軽っ」と思わず声が漏れてしまいました。これならiPhone 15 Proの軽さを損なうことはなさそうです。
また、「ほぼ、裸」をうたっているとはいえ、カメラレンズやディスプレイ面よりわずかに高さのあるフチ、ポート周りの計算されたくり抜きなど、iPhone本体へのダメージを減らせるだろうという安心感のあるデザインとなっています。
THE FROST AIRの薄さや軽さをできるだけ損なわないようにしつつ、保護性能を高めたのが、「THE FROST AIR ULTRA」(フロストエアウルトラ)シリーズです。こちらは薄さ約1.2mm、重さは実測値約16.3gのシンプルデザインのものと、MagSafe対応で実測値約17.7gの「THE FROST AIR ULTRA MAGNETIC」(フロストエアウルトラ マグネティック)の2モデルが用意されています。
フロストエアウルトラは、ポリカーボネート製のハードケースです。そのため、薄くても耐衝撃性があり、フロストエアと比べ、保護力が高くなっています。
また、フロストエア同様、レンズ部やディスプレイ面よりわずかにフチが高くなっており、硬いデスクなどへ置いたときのダメージを防ぐよう設計されています。
どのケースもMagSafe充電に対応していますが、フロストエアウルトラマグネティックの安心感は“ハンパない”と感じました。というのも、MagSafe対応モバイルバッテリーを近づけると「カチッ」という小気味いい音とともに吸着し、「あ、充電が始まったな」ということが目や耳、手に伝わる感触などで確認できるからです。
もちろん、MagSafe対応バッテリーを下にした状態で振動を与えても落脱するようなことはありません。
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