Androidで「iMessage」のフリができる「Beeper Mini」、送受信不能に

» 2023年12月09日 17時09分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Beeperは12月8日(現地時間)、4日にGoogle Playストアで公開したチャットアプリ「Beeper Mini」で送受信が機能しないという報告について調査中だと公式Xアカウトでポストした。月額1.99ドル(日本では月額300円)のサブスクリプション制だが、インストール後1週間は無料だ。


 Beeper Miniは、Android端末からApple IDなしでiPhoneのiMessageのチャットに参加できるというアプリ。メッセージはiMessageと同様にエンドツーエンドで暗号化(E2EE)されており、フキダシはiPhoneからのメッセージと同様に青く表示される。

 こうした機能を搭載できたのは、iMessageプロトコルのリバースエンジニアリングに成功したからだと同社は説明していた。大まかに言うと、iMessageに接続されている端末がAppleの純正品かどうかチェックするシステムの回避を可能にすることで実現したという。

 beeper Beeper Miniの概念図

 Beeperのエリック・ミギコフスキーCEOは問題発生後、米TechCrunchの「AppleがBeeper Miniからのアクセスを遮断する方法を見つけたのではないか?」という質問に対し、「すべてのデータがそう示している」と答えた。

 本稿執筆現在も、復旧したという発表はまだない。

 ミギコフスキー氏は自身のXアカウントで「シートベルトを締めよう。これはワイルドなドライブになりそうだ」とポストしており、復旧に取り組んでいるようだ。

 同氏はTechCrunchに対し、もしAppleがBeeper Miniを遮断したのだとしたら、最大の疑問は、Appleが常に表明しているようにユーザーのプライバシーとセキュリティを気にかけているなら、ユーザーが暗号化されたメッセージを送信できるようにするサービスをなぜ停止するのか、ということだと語った。AppleはRCSをサポートすると発表したことで、現在のSMSが安全ではないと認めていることも同氏は指摘した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  3. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  4. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  5. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  6. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
  7. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  8. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  9. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  10. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー