iPhoneのケースは薄くて軽い方がいい。もちろん保護性能も妥協できない──そう考えている人に朗報です。ディーフが鋼鉄の5倍の強さを持ちながら、ガラス繊維の半分の軽さで済む「アラミド繊維」を使ったスマホケース「DURO」(デューロ)シリーズに、iPhone 15 Pro向けを追加しました。
展開しているのは「Ultra Slim & Lite Case DURO for iPhone15 Pro」(以下、Ultra Slim&Light DUROケース)と「iPhone 15 Pro/15 Pro Max用 アラミド繊維ケース DURO Special Edition」(以下、DURO Special Editionケース)です。Deffダイレクトショップの価格はそれぞれ順に5979円(税込、以下同)と7980円です。
本当に薄くて軽くて丈夫なのでしょうか。実際に試してみました。
Ultra Slim&Light DUROケースは、ベースとなる原料に厚さ0.3mmのアラミド繊維を織り合わせて、iPhone 15 Proの角にある曲面にもピッタリ合うように成形したハードタイプのiPhoneケースです。
カーボン素材のような織柄、マットな質感、サラリとした手触りなどは高級感を醸し出し、ユーザーの所有欲を満たす出来です。
マイク/スピーカー部はくり抜かれていますが、USB Type-C端子、サイドボタン、アクションボタン、音量ボタンなどは開口タイプで、スムーズに操作できるデザインです。
カメラ周りは大きくくりぬかれており、フチをレンズより高くすることで、レンズ側を下にして台に置いても傷をつきにくくしています。
ディスプレイ側は、正面から見るとまるで何もつけていないかのようですが、フチがわずかにディスプレイ面より高くなっており、こちらも平滑面に置いた際、傷が付きにくい設計です。
ハードタイプのケースでありがちな悩みと言えば、iPhoneから取り外しづらいことです。特に女性の場合は力が弱く、手入れしている爪を使うのが難しいという背景もあります。しかし、Ultra Slim&Lite DUROケースは上部に2カ所の切れ込みが入っていて取り外しやすいと感じました。
そして、特徴的なのはその軽さでしょう。実測値で10gでした。iPhoneへの取り付け前後で、重さの違いをほとんど感じられませんでした。また、約0.65mmと非常に薄いため、ケースを装着していても、手に持ったときに、まるで何もつけていないかのようなiPhoneそのものを感じることができました。
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