Y!mobileは以前からオンラインストアで購入した場合に最大2万1600円の割引が適用されていました。この割引は12月27日以降も残りましたが、OPPO Reno9 Aなどの一部の機種はオンラインストアで購入時の割引が減りました。
ただ、今後もオンラインストアで購入するのがお得なのは変わりません。1月9日まで実施した「初売りセール」ではLibero 5G IVが最安で一括1円から購入できました。他機種も同様の割引キャンペーンを実施すると予想しています。端末の購入を検討中の人は、キャンペーンが開始しないかぎりぎりまで待ってみてもよいでしょう。
なお、Y!mobileには「Y!mobileオンラインストア」と「Y!mobileオンラインストア ヤフー店」の2つの端末購入窓口があり、時期によって端末の割引額が異なります。購入時はどちらも確認してから買いましょう。
UQ mobileは以前からオンラインショップで端末を買えば最大2万2000円の割引が適用されていましたが、12月27日以降も引き続き同額が割引されています。店舗では基本的に割引がないので、端末は必ずオンラインショップで買いましょう。
また、12月27日にPixel 7aが発売されました。価格はauと同じ4万7500円で、MNPの人がオンラインショップで買えば2万2000円割引されて一括2万5500円なので非常にお得です。UQ mobileの取り扱い端末では最もオススメですね。
今回のガイドライン改正によりIIJmioとmineoは端末値引きの上限規制の対象外となり、4万円を超える値引きも可能になりました。また同時に、契約者の行きすぎた囲い込みにあたるとして禁止されていた「長期利用特典」も提供可能になりました。
mineoは2024年1月16日時点で端末価格や割引に大きな変更はありませんが、mineoによると2024年中に長期利用特典施策を実施予定としているので、長期ユーザーは端末購入時の特典が増額されるなどの施策が期待されます。
IIJmioは現在もトップクラスにお得な端末キャンペーンを実施中なこともあり、「規制対象外以降も大きく変えることは考えていない」とのことでした。ただし、こちらも今以上の長期ユーザー向け特典を検討中としています。
電気通信事業法のガイドラインが改正したばかりで、総務省側もキャリア側も様子見の段階かもしれません。今後、キャリア側で新たな「抜け穴」が発見されてさらにお得になるかもしれませんし、逆に規制がさらに厳しくなる可能性もあります。これから端末を買う人はあまりタイミングを気にしすぎず、必要なタイミングに最もお得な方法で購入しましょう。
シムラボ
「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。
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