MMD研究所は、3月7日に「2024年2月MVNOのシェア・満足度調査」の結果を発表した。予備調査では18〜69歳の男女4万人、本調査ではOCN モバイル ONE、楽天モバイル(MVNO)、mineo、IIJmio、イオンモバイル、J:COM MOBILEを利用する各150人、計900人を対象としている。
通信契約しているスマートフォンを所有している3万6643人に、メインで利用しているスマートフォンの通信サービスを聞いた。「MVNO」を契約している割合は9.6%で、2023年9月調査の9.8%から0.2ポイント減少している。
メイン利用のスマートフォンでMVNOを契約している3515人が契約しているサービスは、OCN モバイル ONEが18.9%、楽天モバイル(MVNO)が15.2%、mineoが13.3%。6サービスの割合の推移を見ると、2023年9月調査から増加したのはIIJmio(0.8ポイント)が最も多く、次いでイオンモバイル(0.5ポイント)、楽天モバイル(MVNO)とmineo(0.4ポイント)となる。
MVNO6サービスを利用している900人に、利用しているサービスの総合満足度を聞いたところ、mineoが760ポイントで最も高く、次いでIIJmioが755ポイント。家族や友人に薦めたいかどうか10点満点の点数をつけ、9〜10点が推奨者、7〜8点を中立者、0〜6点を批判者とし、推奨者から批判者を引いたNPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を算出したところ、サービス別のNPSはmineoが-6.0で最も高く、次いでIIJmioが-9.3となった。
1年以内に利用している通信サービスのカスタマーサポートを受けた経験があるか聞いたところ、J:COM MOBILEが38.0%と最も多く、次いで楽天モバイル(MVNO)が30.0%、イオンモバイルが18.7%となった。
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