MMDLaboが運営するMMD研究所は、10月24日に「2023年9月MVNOのシェア・満足度調査」を実施した。予備調査では18歳〜69歳の男女4万人、本調査ではMVNO6サービスの「OCN モバイル ONE」「楽天モバイル」「mineo」「IIJmio」「イオンモバイル」「BIGLOBEモバイル」を利用する各150人、計900人を対象としている。
予備調査でメイン利用している通信サービスは、MVNOを契約している割合が9.8%で、2023年2月の9.7%から0.1ポイント増加。MVNOを契約している3544人を対象へ契約サービスを聞いたところOCN モバイル ONEが19.8%、楽天モバイルが14.8%、mineoが12.9%となった。MVNO6サービスの割合の推移を見ると、2023年2月調査と比べてOCN モバイル ONEのみ1.4ポイント増加している。
予備調査からMVNO6サービスを利用している900人を抽出し、利用しているサービスの総合満足度を聞いたところ、イオンモバイルが767ポイントでトップ、次いでIIJmioが764ポイントとなった。
同様に家族や友人へ勧めたいかどうか10点満点の点数をつけ、9〜10点が推奨者、7〜8点を中立者、0〜6点を批判者とし、推奨者から批判者を引いたNPS(ネットプロモータースコア/顧客推奨度)を算出した。サービス別のNPSは、IIJmioが-2.7で最も高く、次いでイオンモバイルが-5.3となった。
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