1億8000万画素の望遠カメラを搭載する「HONOR Magic6 Pro」 他社とは異なる方向でカメラを強化山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2024年03月24日 12時09分 公開
[山根康宏ITmedia]

 HONORのカメラ強化モデル「Magic6 Pro」はカメラ性能の強化を他社とは異なるアプローチで実現したモデルです。カメラ周りのデザインにもこだわっており、3つのカメラを正三角形の形に配置。カメラバンプ部分のデザインは丸みのあるスクエアな台座に正円を乗せるという、独特の外観をしています。

HONOR Magic6 Pro 「HONOR Magic6 Pro」

 プロセッサはSnapdragon 8 Gen 3を搭載しており、ディスプレイは6.8型(1280×2800Pixel)、5000ニトと高輝度タイプを採用。インカメラはiPhoneのダイナミックアイランド風デザインですが、ここにはデュアルカメラを搭載。5000万画素とToFの2つを内蔵します。インカメラを使っても、ボケを効かせた美しいセルフィーが撮影できるわけです。

HONOR Magic6 Pro デュアルインカメラを搭載

 本体サイズは75.8(幅)×162.5(高さ)×8.9(奥行き)mm、225g。重量級のスペックのモデルであり、相応の大きさといえます。バッテリーは5600mAhと容量を増やし、80Wの有線、66Wの無線の急速充電にも対応します。

HONOR Magic6 Pro 有線・無線どちらも急速充電が可能だ

 カメラは広角が5000万画素で、残念ながらセンサーサイズは1/1.3型であって1型ではありません。一方、可変絞りを採用し、範囲はやや狭いもののF1.4〜F2.0に対応するので、被写界深度をある程度コントロールできます。そして超広角カメラも5000万画素を搭載。さらに2.5倍望遠は1億8000万画素とかなりの高解像度で、より鮮明な高倍率撮影が期待できます。

HONOR Magic6 Pro 3つのカメラはいずれも高解像度

 HONORのカメラは前モデル「Magic5 Pro」が登場後、DXOmarkで1位のスコアを記録するなど、実は業界でも性能の高さは折り紙付きです。Huaweiから独立後の製品は日本では販売されていませんが、このカメラはぜひ日本の人にも体験してほしいものです。

HONOR Magic6 Pro トップクラスの性能を誇るカメラ

 なお、姉妹モデルの「Magic6」はMagic6 Proの望遠カメラを3200万画素とし、インカメラも5000万画素シングルとしています。ディスプレイサイズも若干小ぶりとなり、バッテリーは5450mAh、66W有線と50W無線の急速充電対応などスペックが一部異なります。背面のカメラ部分もサイズがやや小さくなっています。

HONOR Magic6 Pro スペックをやや落したMagic6

 HONORは2023年に世界最薄モデルを含む折りたたみスマートフォンを複数出しており、顔となる製品をカメラフォンから折りたたみへと移行させています。とはいえ、他社も性能を強化しているカメラフォンも主力製品であることは間違いなく、海外市場でのシェア拡大のためにも今後Magic6シリーズが販売されます。MWC Barcelona 2024にて、Magic6 Proの欧州展開を発表しましたが、iPhoneやGalaxyに人気が集まる先進国で積極的な販売を行ってほしいものです。

HONOR Magic6 Pro Magic6シリーズのグローバル展開が楽しみだ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月16日 更新
  1. サイゼリヤは“折りたたみスマホお断り”なのか? セルフ注文画面が話題、真偽を実機で確かめた (2026年05月13日)
  2. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
  3. ドコモ、5G速度で首位も「一貫した品質」でなぜ最下位? auが10部門で受賞 Opensignal調査 (2026年05月14日)
  4. 楽天、MNO本格参入後に初の黒字化 三木谷会長「KDDIローミング終了」と「値上げ」は明言避ける (2026年05月15日)
  5. IIJ谷脇社長、ドコモ回線問題について「キャリアとMVNOの原因切り分けが難しい」 IIJmioの値上げは予定なし (2026年05月14日)
  6. 「駅のQRコードが読み取れない」――ネットに落胆の声 なぜ“デジタル時刻表”が裏目に? (2025年12月25日)
  7. 楽天G三木谷氏「(モバイル)ユーザーに迷惑かけない」――KDDI側も理解 気になる2社ローミングの行方は (2026年05月14日)
  8. マクドナルドのモバイルオーダーがやめられないワケ ポイント二重取り終了で欠点が皆無に? (2024年04月22日)
  9. オレンジ色のUSB Type-Cケーブル「UGREEN Air USB Type-C ケーブル」が25%オフの823円に (2026年05月14日)
  10. 「Xperia 1 VIII」のAIカメラ機能が炎上したワケ 「画質劣化ではなく選択肢の1つ」とソニーは説明 (2026年05月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年