続いて、スマートフォンで定期券を購入しない理由も見ていきましょう。少数派ですが、「知らない」「やり方が分からない」という意見も出ました。「駅が自動改札でない」「スマホが対応していない」というのは仕方がないですが、スマホで定期券を買えることを周知する余地は残されていそうです。
- 駅が自動改札でない
- 知らなかった
- スマホへ、ダウンロードのやり方が分からない
- クレジットカードを持っていない
- スマートフォンが非対応のため
- Pixel Watchが定期券に対応していないため
あえて使っていないという人は、「データ移行が面倒」「スマホを取り出すのが面倒」「何だか難しそう」と、逆に手間が掛かることを挙げている人がいました。また、スマートフォンに全てのツールを入れることで、スマホが壊れたり紛失したりする際のリスクが大きいため、リスク分散であえてカードの定期券を使っているという人もいました。
スマートフォンのバッテリーが切れると使えなくなるから、という理由を挙げている人もいました。これは機種によって対応状況は異なりますが、現行のスマートフォンは基本的に、バッテリーが切れた状態でも「予備電力」を用いることで、自動改札を通過することはできます。ただ、スマホ側の不具合で反応しないといったこともあり得るので、カードの方が安心できるという気持ちは分かります。
- 携帯端末を変更するときに、面倒くさい
- バックパックを使っているので改札を通る際にスマートフォンを出し入れするのが面倒
- 機種変時、特に携帯画面割れ後が大変なイメージがあるため
- なんか、難しそうだし怖い感じがする
- スマホにモバイルSuica設定しているが、信用に欠けるので、定期は物理カードを使用している
- リスク分散のため
- スマホで決済機能は一切使わない。FeliCaは意図的に無効にしている
- 今まで何度か携帯を洗濯して壊しているため、故障が怖い
- スマホに集中させたくない。落としたときのダメージが強い
- iPhoneにモバイルPASMOを入れていないから
- スマホは持ち歩かないことがあるため
- 以前通信障害があったときに大変だったため
- 何でもかんでもスマホにまとめるのは何かあった際に不便となるから
- 充電が切れたとき使えなくなるから
- 改札で突然反応しなくなり、再起動していたら乗換に間に合わなかった。またスマホの電池切れが怖い
- スマホの充電が切れると全く使えなくなって、定期を持っていても運賃を払わなくてはいけなくなるから。定期はカードのSuica、モバイルは買い物用あくまで予備として使っています
- 電池切れなどで定期券を確認できない場合に乗車駅からの運賃相当額を支払わされ、確認できる状態になっても返金が無いため
この他、通勤経路や利用する路線の都合から、Suicaなどで定期券を購入できない、勤務先の経理システムに合わないから、定期券現物支給のため、といった理由が挙がりました。
- 鉄道の定期とバスの定期で2枚必要なため
- 物理Suicaの方が利便性が高い(指定席券売機で切符も買うことができる・10円や500円単位チャージが可能・個人的にタッチしやすい)
- 会社で物理カードの写真を求められるため
- JR東日本からJR東海にまたいでいるのでモバイル定期券が発行できないため
- 東海道新幹線が経路に含まれると買えないから
- 支払いがカード決済のみ対応で、勤め先の経理システムに適合していないから
- モバイル定期券に移行したいが、鉄道会社が発行している定期券一体型カードの方がポイント倍率が良いので
- だって阪神タイガース柄のICOCA使いたいじゃないですか(笑)
- 定期券現物支給のため
- クレカと一体化したものを使っているので、必要ない
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