Natureの長尾友美氏(デザイナー)は、Nature Remo Lapisが「機能性だけでなくデザイン性も重視している」製品であることをアピールする。
Nature Remo Lapisの石ころのような見た目は「Live with Nature」(自然と調和するデザイン)がコンセプトとなっている。海辺の石をモチーフとした見た目にすべく、「ベースとなる形を探しにわざわざ海へ行った」と明かす。その石をスキャンし、シルエットやテクスチャを再現したという。
石ころデザインの本体パッケージは、「砂浜をイメージした」(長尾氏)そうだ。量産時に廃棄されるプラスチックは、過去シリーズと比べて68.8%削減し、「環境への配慮にも努めた」としている。
ボディーサイズは約57(幅)×69(奥行き)×26(厚さ)mmで、重量は約28gだ。
本機は、米CSA(Connectivity Standards Alliance)が策定したスマートホームの共通規格「Matter」に対応している。従来の対応モデル(Nature Remo nano)と比べると、Matter機器の接続数は最大3台から最大20台に拡大し、同時利用できるコントローラーの数も最大2台から最大8台に増加した。Matterの「Door Lock」対応デバイスの制御にも対応しており、スマートロック「Qrio Lock」の制御も可能だ。
また本機は、スマートスイッチ「SESAME Bot」「SESAME Bot 2」にも対応している。スマート照明「Philips Hue」との公式連携機能は、2024年内に実装予定だ。
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