新生FCNTの「arrows We2 Plus」はカメラも親切 分かりやすいインタフェースでサクサク撮れる荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ)

» 2024年10月20日 12時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 久しぶりにFCNTのarrowsスマートフォンに触ったのだけど、これぞ日本のスマホって感じがしていいですな。「arrows We2 Plus」です。

arrows We2 Plusレビュー Lenovo傘下にはいって最初のarrowsとなる「arrows We2 Plus」。シニア世代のスマホデビューにぴったりという親切なスマホだ

 特に「お子様・シニア世代のスマホデビューにもぴったり」というくらいで、ハイテクや最新技術を前面に出したハイエンドな製品とは異なったテイストがいい。カメラ機能もそう。撮影モードを変えるとちゃんと撮り方を細かく教えてくれる。

arrows We2 Plusレビュー 例えば、ポートレートモードにしようとすると、分かりやすく撮り方やポイントを教えてくれる

 設定で「AIシーン認識説明文表示」をオンにするといろんなシーンで説明文が出てくる。

arrows We2 Plusレビュー 設定画面。標準で水準器を使えるのもいいが、「AIシーン認識説明文表示」がすごく親切でいい
arrows We2 Plusレビュー 「料理」と認識した場合の表示例

 カメラを使い慣れている人には不要だろうけど、arrowsを必要としているのはそうじゃない人で、カメラアプリに限らず全体にただよう日本的な親切さがこの端末のキモだよなと思ったわけである。

すっきりした鮮やかさで好印象の写り

arrows We2 Plusレビュー 撮影中。何気に情報量が多いカメラアプリの画面。でも日本語も多いし分かりやすい

 アウトカメラは、ミドルクラスのスタンダードなものだ。広角カメラは約5000万画素の1/2.7型センサーで、画角は公表されてないようだが、35mm判換算で28mm相当くらい。レンズのF値はF1.8だ。

 例によって撮影時は4画素を1つにまとめるので、出力は約1250万画素相当になる。

 超広角カメラは1/4.0型で約800万画素となる。センサーサイズが小さいこともあり、広角カメラに比べると画素数はぐっと落としてある。画角としては14mm相当くらいか。F値はF2.2だ。

arrows We2 Plusレビュー イマドキのスマホカメラは24mm相当が多いが、こちらは28mmくらい。広角すぎない方がカメラとしては扱いやすい
arrows We2 Plusレビュー 超広角カメラは800万画素なので、3264×2448ピクセルとちょっと少なめだ

 カメラアプリを見ると、「マクロ」「0.5x」「1x」「2x」と4つの焦点距離が用意されている。ひとまず2xでも撮ってみた。

arrows We2 Plusレビュー 2xはあらかじめ用意されている。ちなみにズームは最高で「8x」となる
arrows We2 Plusレビュー 2xでガスタンクを撮る

 画質についていえば、全体的にディテールが甘いのだけど、カメラ性能命のハイエンド機ならともかく、「スマホで撮ってスマホで見るカメラ」としては気にならないかと思う。スッキリした色と階調は悪くない。

 まあ楽しく撮りましょうってことで、ひまわり。

arrows We2 Plusレビュー ヒマワリに向けたら、花と認識された。明るく鮮やかに撮ってくれるそうだ
arrows We2 Plusレビュー 明るく鮮やかに撮ったヒマワリ。いい感じに撮れております

ネコや料理など、AIのシーン検出を試す

 次はネコ。「動物」じゃなくて「犬猫」って言っちゃうところが、分かりやすくていい。

arrows We2 Plusレビュー 我が家の黒猫。瞬時に「犬猫」と判断された。ちゃんとシャッタースピードを速めにしてくれるのがよし
arrows We2 Plusレビュー 黒猫を犬猫モードで。通常の撮影よりちょっとシャッタースピードは速くなった

 シャッタースピードを速くするといっても、室内のように明るくない場所だと限界はあるが、犬猫と認識したらシャッタースピードを上げるってのは、他社のスマホもやってくれるとうれしい(今のところ、やってくれるスマホとやってくれないスマホがある)。

 ちなみに、後ろ姿でも犬猫と認識してくれました。

arrows We2 Plusレビュー 黒猫の背中でもちゃんと認識したようだ

 AIがシーンを認識して解説してくれるシリーズ。次は料理を撮ってみよう。

arrows We2 Plusレビュー 料理と認識。見ての通りクリームのパスタ
arrows We2 Plusレビュー これはもうちょっと明るく撮れてほしかったのと、室内の照明の色にちょっと引っ張られているかな

 全体に室内の照明に結構影響されちゃうのが残念。室内でのAWB(オートホワイトバランス)の合わせ方もちょっと不安定だ。

 なお、通常のカメラモードでもメニューを開くと、ホワイトバランスの簡単な変更や露出補正はできる。

arrows We2 Plusレビュー マニュアル撮影モードは別途あるけれども、基本的にはここで間に合うかなと思う。ユーザー層を考えるとマニュアルモードはなくしてもいいんじゃないかと思うくらい

 そして夜。暗い場所へ行くと、いきなり選択肢が4つ出てくる。「夜景」に加えて、「花火」や「イルミネーション」。さらにもっと暗い時用の「SuperNightShot」だ。

arrows We2 Plusレビュー いきなり選択肢が4つ。ただ比較的明るい街中の夜だとSUperNightShotは出ない

 まず、通常の夜景モードで撮る。

arrows We2 Plusレビュー 「夜景」を選ぶとこのようにコメントが出る。撮影時間は1〜2秒くらいか
arrows We2 Plusレビュー 「夜景」モードで撮影した夜景。かなり暗い公園で

 夜景モードでもちょっと時間がかかるが、SuperNightShotにするともっと撮影に時間をかける。手持ちの時は息を止めて動かないように。

arrows We2 Plusレビュー SuperNightShot。撮影にけっこうかかります
arrows We2 Plusレビュー より時間をかけて連写して合成するのでクオリティーは高く「夜景」モードよりノイズは少ない

 どう違うかは微妙。100%表示にすればSuperNightShotの方がノイズが少なくてキレイなのだけど、そこまでの差はないかな。

 むしろ、ガイドに表示されるように、夜景どころではない超暗い場所用か。

 基本的に高感度にはあまり強くないので、けっこうはやめに「夜景」モードで撮るように言ってくる。

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