次に、合わせて使えるハンドストラップを取り付けてみよう。こちらは、ケースとiPhoneの間にシートを挟み込み、端子にアクセスするための穴からハトメ部分(本製品の場合はハトメではなくひも通し部)を出すというよくある装着方法を採用している。
ひも通しやストラップの付け根部分は縫い目もネジもWになっているので、いくら引っ張っても壊れそうにない。
3色展開で、バリエーションはブラック、ダークグレー、オレンジだ。
では、早速取り付けてみよう。
まずは、無難なところでダークグレーを装着してみた。落ち着いた雰囲気で、ビジネスシーンでも違和感なく使えそうだ。
なお、ケースとiPhoneの間にシートを挟むため、わずかではあるが下部のカバー部分が浅くなってしまう。
次はブラックだ。こちらは見た目にちょっとした重厚感が加わる。ケースの色がくすんでいるので、パキッとしたツートンカラーになることはない。また、ダークグレーとの明るさの差がわずかなので、ケースがダークグレーの場合、全色そろえなくてもどちらか片方を買えば良さそうだ。ただし、オレンジやダークグレーのケースではまた異なるだろう。
オレンジのハンドストラップを取り付けると、ケース色がホワイトグレーでもポップさが生まれてくる。「今日は完全オフ!」というときに使いたい。
「ケースが1つでも、ハンドストラップを替えれば使いまわしできて便利ね」と一瞬考えたが、実はハンドストラップの価格は790円。ケースより100円高いのだ。もっとも、他のスマートフォンケースにも取り付けられるので、コスパが良い。
残念なのはMagSafeに対応していないことだ。もちろん、ケースをつけたまま非接触で充電できないわけではないが、MagSafe充電器やモバイルバッテリーを持っていても、吸着力が弱く、どちらかが手から滑り落ちてしまうだろう。MagSafeを利用したスタンドなども吸着しないため使えない。
とはいえ、ガッツリと背面や側面を保護するので落としても安心だし、採用している素材のおかげで手から滑り落ちにくいし、ハンドストラップの追加でほぼ落とすことはないという安心感をもたらしてくれる無印良品のiPhoneケースとハンドストラップ。2000円未満の出費で、シンプルさを損なうことなく、高い安心感を得ることができる。
良品計画の広報課によれば、最新のiPhone 16シリーズ向け商品の発売予定は現時点でないという。人気次第では、定番商品化にも期待したいところだ。
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