上記の専用プランは、iPhoneと同じ電話番号をApple Watchに設定しますが、これとは別に「Apple Watchの子ども向け設定」という機能がセルラーモデルでは利用できます。
これは、iPhoneと別の電話番号とアカウントをApple Watchに割り当てるというもので、iPhoneを持っていない子供にApple Watchを持たせることで、Apple Watchだけで通話をしたり、GPSで居場所を把握したりできるようになるというものです。
国内で利用できるキャリアはauと楽天モバイルで、それぞれ以下の料金がかかります。
機能的な違いではありませんが、Apple Watch Series 10のセルラーモデルでは、アルミニウムケースに加えてチタニウムケースを選択できます。ケースがチタニウムというだけではなく、ディスプレイもサファイアガラスになり、擦り傷などにも強くなります。
価格が11万7800円(46mmモデルの場合)からと、アルミニウムケースのApple Watch Series 10から3万7000円アップとさらに高くなってしまいますが、長期間使い続けるのであれば許容範囲でしょうか。
結局のところ、セルラーモデルとGPSモデル、どちらを選ぶべきかですが、大多数の人はGPSモデルで満足できると考えられます。
「運動時にはiPhoneも持ち歩きたくない」「アルミではなくチタンケースのApple Watchが欲しい」とすればセルラーモデル一択ですが、そうではなく、常にiPhoneを持ち歩いているというのならGPSモデルで十分です。
ただし、セルラーモデルはもしもの時に単体で緊急SOSを発信できるというメリットがあります。iPhoneを持ち歩いていたとしても、バッテリー切れやすぐに取り出せない状況になる可能性がある環境に身を置いているなら、通信できる機器が複数あるのは心強いものです。登山やスキー、あるいはツーリングなど、アウトドアでアクティブに過ごすのが好きなら、セルラーモデルを検討してもいいかもしれません。
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