米Googleは11月14日(現地時間)、Androidでは2月から提供しているAIアシスタント「Geminiアプリ」のiOS版をリリースした。Android版と同様、日本語音声での会話も可能だ。iOS 16以降を搭載したiPhoneとiPadで利用可能だ。
iPhoneユーザーはこれまでも、Googleアプリ経由でGeminiにアクセスできていたが、アプリで直接起動できる。さらに、音声チャット機能「Gemini Live」も使える。Gemini Liveは10月に日本語にも対応済みだ。
Gemini Liveでの会話を開始すると、Gemini Liveがロック画面と「Dynamic Island」(iPhone 14 Pro以降の場合)に表示されるので、メインアプリに戻らずにAIとの対話を制御できる。
Geminiに地図を開くように言うと「Googleマップ」を、音楽の再生を頼むと(Apple Musicではなく)「YouTube Music」での再生を提案した(筆者の場合。YouTube Musicをインストールしておらず「YouTube」をインストールしてある場合はYouTubeを提案した)。
App Storeの概要説明には「iOSデバイスの操作(アラームの設定、テキスト メッセージの送信など)はまだサポートしていません」とある。
Geminiアプリは無料。Geminiのより高度な機能を利用するには、月額2900円の「Gemini Advanced」に加入する必要がある。
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