iPhone 3GSを手に入れてからというもの、「これからは手書きメモがはかどるに違いない!」と、「Goodnotes」や「UYH GOLD」「7note」など、さまざまな手書きメモアプリをインストールするほど、筆者は手書きでメモを取るのが好きだ。
現在までに次々と手書きアプリが登場したことや、iOS標準の「メモ」アプリで手書きができるようになったのを見るに、“手書きでメモを取りたい”というニーズは、多くの人が抱いているのだろう。
「ならば本物の紙とペンを常に持ち歩けるようにすれば良い」──という発想を具現化したようなアイテムが「MOFTインスピレーションスタンド&ノート」だ。今回は実物を試してみたので、その使い勝手を紹介する。
MOFTインスピレーションスタンド&ノートは、ノート(メモ帳)、ボールペン、メモスタンド、収納ファイル、カード入れ、スマホスタンドの1台で6役をこなす、スマホアクセサリーだ。公式サイトでの価格は7480円(税込み)となっている。
本体サイズは実測値で66(幅)×99(奥行き)×11(高さ)mm、質量は76gと、スリムで軽い。スマホと一緒に持ち歩いても苦にならない。
パッケージ内容は、本体の他にノートパッドと裏全面に貼ってはがせるのりの付いたスティッキーノート、そしてアイアンリングだ。
付属するノートパッドやスティッキーノートはどちらも54(幅)×85.5(奥行き)mmで、1つづり20枚だ。消耗品のため、紙がなくなったら16冊セット(税込み2140円)を購入するか、同サイズのメモ帳を買ってきて使うと良いだろう。
アイアンリングは、MagSafe非対応のスマホの背面に貼り付けることで、MOFT インスピレーションスタンド&ノートを使えるようにするアイテムだ。
ちょうつがい付近にある、折れ線の付いたシート状のものはボールペンだ。マグネットで吸着しているので、使う際にはペリッと剥がし、三角柱になるように折る。これで持ちやすいペンの形になる。
ノートパッドまたはスティッキーノートを携帯するには右側にある切れ込みを使う。厚みのある裏表紙を差し込めば、ぐらついたりズレたりすることがない。
使い終わったメモは切り取って右側のメモクリップに挟んでおける。たまってきたら、その裏にある収納ファイルに入れておくと良い。あまり多くの枚数を収納しておけないので、要件が済んだらすぐに捨てるという、ミニマルライフを送れるだろう。
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