「マイナ免許証」のメリットとデメリットをチェック 個人的には「オンライン講習」が大きなメリットMobile Weekly Top10

» 2025年02月15日 21時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2025年2月6日から2月12日までの7日間について集計し、まとめました。

3月24日から 3月24日から「マイナ免許証」の運用が始まります(警察庁が作成したポスター)

 今回のアクセス数の1位は、3月24日から運用が始まる「マイナンバーカードと運転免許証の一体化」(通称「マイナ免許証」)のメリットとデメリットをまとめた記事でした。

 個人番号カード(マイナンバーカード)といえば、健康保険証として利用できる「マイナ保険証」の運用が始まっていますが、マイナ保険証とマイナ免許証の最大の違いは「カードにデータを記録するかどうか」です。

 マイナ保険証の場合、資格確認をオンラインで行うことを前提としているため、マイナンバーカード自体に健康保険証のデータは保管されません。それに対して、マイナ運転免許証は、資格確認をオフラインでも行えるようにするためにマイナンバーカードのデータとは“別に”運転免許証のデータも保管されます。運転免許証のデータは、マイナンバーカードのICチップの空き領域に記録するそうです。

 このような仕組みから、マイナ保険証についてはカードの電子証明書の有効期限が切れると(厳密には有効期限3カ月後以降は)認証を行えなくなりますが、マイナ免許証はカード自体の電子証明書が有効期限が切れても、免許証自体の有効期限までは使えるという差分があります。

 マイナ免許証にすると、「優良」または「一般」区分の更新講習をオンライン受講できるようになります。オンラインで講習を受けた場合、都道府県警察が指定する免許更新拠点に行けば、視力検査の後、講習をスキップして免許証を更新できます。これだけでも、マイナ免許証にするメリットは大きいと感じています。

 私自身は「小型特殊自動車」と「原動機付自転車」の運転免許しか持っていないのですが、マイナ免許証の運用開始日に使う手続きをしてこようと思っています。

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