高価格帯スマホのシェアが増加、使用サイクルの長期化が原因か カウンターポイント調べ

» 2025年02月27日 11時21分 公開

 カウンターポイント・リサーチ・エイチ・ケーは、2024年度グローバル市場の高価格帯(米600ドル以上)スマートフォンのシェア率を発表。シェア率は25%と、2020年の15%から大きく伸びている。

 高価格帯機種の価格帯は2024年に前年同期比8%と、市場全体の伸び5%を上回った。2024年の高価格帯機種セグメントのトップはAppleでシェア66%だが、Samsung、Huawei、Xiaomiがシェアを奪ったため、前年の72%から下がっている。また、超高価格帯スマートフォン(平均米1000ドル)の割合が初めて40%を超えた。

カウンターポイント・リサーチ・エイチ・ケー 高価格帯スマートフォンセグメント(米600ドル以上)の販売シェア(2020年と2024年の比較)
カウンターポイント・リサーチ・エイチ・ケー スマートフォン主要メーカーの高価格帯機種(米600ドル以上)市場のシェア(2020年と2024年の比較)

 同社は、ユーザーがより高性能な機能を求めた結果、長期的に利用できるのであれば高価格帯機種でもいいと考察。そして、高価格帯機種スマートフォンのユーザーは同じ価格帯を使い続ける可能性が高く、新たなユーザーも加わることでセグメントの成長は底堅いと分析する。

 シェアをけん引しているのはAppleのiPhone、SamsungのGalaxy S、Galaxy Zシリーズ。中国市場ではHuawei、Xiaomi、vivo、HONORはこのセグメントで年率2桁パーセントの伸びを見せ、2020年以降はインドも5倍、中東も2.5倍成長している。

 スマートフォン全体の機種数が減少していることとは対照的に、高価格帯機種セグメントの機種数は増加傾向で、2024年には約300機種に到達。新興国の購入価格帯が上昇する流れによって高価格帯機種指向のトレンドは続くがペースは落ち着き、補助金施策がある中国での高価格帯機種セグメントはさらに伸びると推測する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月27日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  3. 「iPhone Duo」画面不具合の報告がSNSで話題 店頭デモ機の過酷な使用環境が起因か (2026年10月26日)
  4. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  5. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  6. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
  7. 20〜30代限定の「ダイナースクラブ ゴールド」登場 スタバやスマホで10倍還元、「食べログプレミアム」が実質無料 (2026年10月26日)
  8. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  9. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  10. iFixitが「iPhone Duo」を分解 折りたたみスマホで最も修理しやすいが内側画面の修理に課題 (2026年10月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー