型落ちになったものの、これからiPhone 15を買うのもオススメです。先日、筆者の妻もiPhoneを買い替えましたが、iPhone 16eと悩んだ末、iPhone 15を買いました。CPU性能やバッテリーの持ちはiPhone 16eの方がよく、価格も安いものの、iPhone 15はカメラが2眼レンズである点(細かいカメラの性能より、レンズがいくつあるかが重要)が決定打になりました。
ただし、各社のオンラインショップでの在庫は少ないです。3月29日時点で買えるのはドコモの128GB版の一部のカラーと、楽天モバイルのみです。
その分、ドコモの通常価格はApple Storeよりも安くなりました。機種変更はもちろん、他社契約中の人が端末のみを買う場合もドコモがお得です。
回線契約時のキャンペーンも豪華です。ドコモはMNPなら4万1690円が割引され、一括6万8068円で購入できます。一方、在庫が豊富な楽天モバイルは通常価格が高いままで、キャンペーンを適用してもそれほどお得になりません。
ドコモで買う場合、一括購入でも安いのでプログラムを利用するかは悩ましいところです。筆者ならプログラムは利用せずに買うかなと思いますが、もしプログラムを利用した場合も2年実質2332円(月々101円)で使えます。実質価格はiPhone 16eとそれほど変わらないので、好みでどちらを選んでもよいでしょう。
ちなみに、発売から1年以上経過したiPhone 15ですが、中古で買ってもそれほど安くない印象です。例えばゲオモバイルの場合、iPhone 15(128GB、状態A)の価格は9万円台となっており、割引を加味するとキャリアで新品を買う方がお得な場合もあります。筆者もiPhone 15購入時に中古スマホも含めて検討しましたが、それほどお得でないと判断し、新品を購入しました。現在はキャリアで高額の割引が適用されているので、狙っている人は早めに買いましょう。
以上、iPhoneをお得に買う方法の解説でした。iPhone 16eやiPhone 15はキャンペーンを利用すればプログラムを利用しなくても安く購入できます。一方、iPhone 16シリーズはプログラムの利用が必須といえます。
プログラムの利用は、キャリアでお得にスマホを買うための数少ない方法の1つです。利用に難色を示す人も多いですが、お得に買いたい人はぜひ一度検討してみてください。
もちろん、端末を自分で調達して売却する方が柔軟に利用できるという考え方もあります。端末の買い替え頻度や手間などを考慮し、自分に合った方法でお得に購入してください。
シムラボ
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