“テキスト通話”が若者の心をつかむ理由 リアルタイムに文字入力が進む「Jiffcy(ジフシー)」とはどんなアプリか?(1/2 ページ)

» 2025年03月31日 12時00分 公開
[鈴木朋子,ITmedia]

 テキスト通話アプリ「Jiffcy」(ジフシー)をご存じだろうか。Jiffcyはテキスト通話という新たなコミュニケーションを打ち出したことで、若者からの人気を集めており、多数のメディアでも取り上げられている。

 Jiffcyの仕組みはこうだ。アプリを立ち上げて、会話をしたい相手を呼び出す。相手が応答すると、テキストチャットが開始される。テキストチャットが始まるまでは、まるで通話をする手順だ。つまり、通話とテキストチャットの使い勝手が合わさっているのでテキスト通話と表現されている。

 このテキストチャットにも大きな特徴がある。アプリ画面には相手と自分のスペースがあり、相手が入力している文字が1文字ずつ自分のアプリに表示されていく。もちろん、自分の入力する文字も相手に表示される。

photo テキスト通話アプリ「Jiffcy」(出典:穴熊)

 テキストチャットサービスの中には、相手が文字を入力していると「…」という表示がされ、いま入力中だと分かるものもある。しかし、Jiffcyはリアルタイムで文字を入力していく様子が分かる。入力スピードや、打ち間違って直す様子も相手に筒抜けとなる。この感覚は確かに新しい。

photo 画像を送信すると背景のように表示される(筆者撮影)

 現在は1対1でのテキスト通話のみとなっている。テキスト通話以外に、通常のテキストチャット「トーク」機能もあり、送信したテキスト通話の履歴もトークに保存されていく。

 また、TikTokやBeReal、Snapchatなどにも実装されている「ストリーク」機能があり、同じ相手と何日も連続でやりとりすると、炎のような絵文字が表示される。また、トークすればするほど高くなる「Jiffcyスコア」や、やりとりの多かった友達に表示される絵文字なども提供されている。

photo やりとりが連続している友人には炎が表示される(筆者撮影)

 開発した穴熊によると、ユーザーの90%以上が学生で、Z世代およびα世代の女性から強い支持を受けているという。リリース当初は招待制だったが、2024年7月から一般公開された。執筆時点(2025年3月8日)で、App Store「ソーシャルネットワーキング」部門の無料アプリで42位となっている。Android版は開発中で、ウェイティングリストへの登録が可能だ。

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