米Meta傘下のInstagramは4月22日(現地時間)、1月に発表した無料の動画編集アプリ「Edits」を公開したと発表した。iOSおよびAndroid版を、それぞれのアプリストアからダウンロードできる。
Editsは動画クリエイター向けの無料アプリとして開発されており、撮影した動画に対し、音楽やテキスト、音声、フィルター、ステッカーなどを加えて10分までの編集ができる。挿入する音声をよりクリアにし、周囲の騒音を抑える機能も備えている。クリップレベルの編集、自動強化機能、グリーンスクリーンやトランジションなどのエフェクトもかけられる。
作成した動画にはウオーターマークが付かず、1080pの解像度でInstagramに共有できる。アプリ上から最大2K、60fps、HDRの動画を撮影することもできる。
Instagramは公式ブログで、Editsを「InstagramやFacebookだけでなく、あらゆるプラットフォームで」自分を表現するためのクリエイティブツールにしていくと語った。
同社は発表段階から多数のクリエイターと協力して得たフィードバックをEditsに反映させてきたという。
今後、キーフレームやAIエフェクトを使った動画編集などの機能を追加していく計画だ。
Editsは今のところ無料アプリだが、Instagramを統括するアダム・モッセリ氏は18日のInstagram投稿で、今後のバージョンには有料機能が含まれる可能性があると語った。
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