楽天ペイメントは6月3日、「楽天ペイ」アプリ内で提供されている電子マネー「楽天Edy」において、オートチャージを行えるようにした。これまで楽天Edyアプリ単体でのみ利用可能だったこれらの機能が、楽天ペイアプリに統合される形となる。
今回のアップデートにより、会計時に残高不足を心配することなく、スムーズな決済が実現し、都度チャージする手間を省けるとしている。
「楽天カード」以外のクレジットカードからのチャージにも対応した。これにより、利用者は自身のメインカードなど、より幅広い選択肢から楽天Edyへのチャージ方法を選べるようになる。
なお、これらの新機能は、おサイフケータイ機能搭載のAndroidスマートフォン向け楽天Edyアプリと楽天ペイアプリで利用できる。
楽天ペイメントは、楽天グループの中で決済およびマーケティングを中心としたサービスを展開する企業として2019年4月に設立された。楽天ペイをはじめ、「楽天ポイントカード」「楽天チェック」「楽天ペイ(実店舗決済)」などを運営し、楽天Edy社を通じて楽天Edyや楽天キャッシュも提供する。
2020年には、東日本旅客鉄道(JR東日本)と連携し、楽天ペイアプリからSuicaの発行を行えるようにした。2024年12月には、楽天ポイントカードアプリと楽天ペイアプリを結合。楽天ペイメントは、利用者には利便性があり安全な決済サービスを、加盟店には幅広い決済サービスとデータ活用によるビジネス支援を提供することに注力している。
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