ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。
6月2日〜8日の期間は、6月5日に発売されたばかりの「Xperia 1 VII SO-51F」がトップに躍り出た。23万6830円という高額モデルながら、発売直後の勢いで首位を獲得。ソニーのフラグシップモデルへの期待の高さがうかがえる結果となった。
前週1位だった「iPhone 16(128GB)」は2位に後退した。3位には「Galaxy S25 SC-51F(256GB)」が前週5位から浮上。カメラ性能とコンパクトさを兼ね備えたフラグシップとして安定的な人気を維持している。
4位の「iPhone 15(128GB)」は前週2位からランクダウン。11万8910円と型落ちによる価格の魅力はあるものの、最新モデルとの競争で順位を落とした。5位には前週3位の「Google Pixel 9a(128GB)」がランクイン。7万9860円という手頃な価格設定が継続的な支持を集めている。
6位の「iPhone 16e(128GB)」は前週と同じ順位をキープ。11万8910円でiPhone 15と同価格帯だが、より新しいエントリーモデルとして一定の需要がある。7位には「Xperia 10 VI SO-52E」が前週10位から上昇。6万2590円という価格で、ミドルレンジモデルとしての存在感を示した。
8位のiPhone 16(256GB)は前週9位から小幅な上昇となった。9位と10位には、「AQUOS sense9 SH-53E」とiPhone 16 Pro(256GB)が再浮上した。
今回のランキングは、高額なフラグシップモデルから手頃な価格のミドルレンジまで混在し、2万円台のエントリーモデルが不在という結果となった。Xperia 1 VIIの初登場1位は、高性能カメラや映像技術が備わったフラグシップを求めるユーザー層の存在を示している。今後は各メーカーの夏モデルが続々と登場する時期となるため、ランキングの変動がさらに激しくなることが予想される。
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