批判を集めたPokemon GO Fest:マックスフィナーレだが、「神イベントだった」という好意的な声もあった。
ムゲンダイナのマックスバトルで勝利した際の報酬として、「ほしのすな」が2万5000もらえる。追加課金で2倍にすると5万なので、仮に100勝したら500万ものほしのすながたまる。ムゲンダイナのゲットチャレンジがなかった一方で、倒せばすぐに次のアクションに移行できるので、すな集めという点では非常にありがたいイベントだったといえる。
また、当日は。「ザシアン(けんのおう)」と「ザマゼンタ(たてのおう)」がレイドバトルに大量出現していたので、両ポケモンの厳選やアメの収集ができたという人も多いだろう。
そしてイベントのもう1つの目玉として、過去に登場したキョダイマックスポケモン全てが再登場した。しかも色違いやスペシャル背景も実装されており、キョダイマックスポケモンとのバトルを楽しんでいた人も多かったようだ。筆者も、色違いかつスペシャル背景の「キョダイマックスリザードン」をゲットできた。
ちなみに筆者は、ムゲンダイナをフル強化するつもりはなかったのと、猛暑日に長時間外でプレイする気力がなかったので、23〜24日とも、夕方に1時間ほどプレイしただけだった。課金はほぼしていない。
このように、適度な距離感なら普通に楽しめたイベントだったが、それでもイベントの中身、開催時期や期間、告知方法など、改善を求めたいところが多いと感じた。ポケモンGOは、老若男女が課金をしなくても楽しめるのが、あるべき姿だったはず。しかしここ最近は“課金圧”が強まっており、本来の楽しさを感じにくくなっている面がある。
10月のアップデートでトレーナーレベルを80までに開放し、新規ユーザーや離脱したユーザーに門戸を開けようとしているが、課金誘導が強まると、新規ユーザーが定着せず、離脱するユーザーが増える恐れさえある。
イベント自体は、ゲームをより楽しめるものとして歓迎したいが、ポケモンGOが本来持つ「ワクワク感」を損なわないような運営をしてほしいと願う。
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