健康関連で計測できるのは、心拍数と血中酸素飽和度。この他に睡眠計測と運動記録に対応している。ただし、血中酸素飽和度に関しては自動計測には対応しておらず、都度、手動での計測が必要だ。心拍数はデフォルトでは自動計測がオフになっているが、設定で5分〜30分の自動計測を行えるように変更できる。
計測したデータは、スマートフォンアプリ「Da Fit」で管理できる。もともと計測できる項目が少ないこともあるが、アプリの表示もかなりシンプルだ。
睡眠データは、「深い眠り」「浅い眠り」「レム睡眠」の睡眠状態を識別可能。他のアプリと比較するとやや大ざっぱな印象は受けるが、どの程度眠れているかを確認する分には問題なさそうだ。
運動計測に関しては、ウオーキングで試してみたが、歩数や距離、消費カロリーや時間ごとの心拍数など、そこそこ詳しい情報が取得できた。ただ、心拍数は全体的に高めに出ることが多いように感じた。
最近はストレス計測に対応しているものが多いが、Da Fitは非対応。Barca SB07を購入する層は、あまり多くの情報が表示されても活用できないという人も多い気がするので、あえて機能を絞っている可能性はありそうだ。
バルカ SB07は必要最低限の機能にとどめており、ITmedia Mobileの読者層には購入対象にはならないかもしれない。5990円という価格は魅力ではあるが、同価格帯であれば、Xiaomiなどからさらに高性能なスマートウォッチが発売されている。
ただし、XiaomiやOPPO、Huaweiなど海外メーカーの製品になじみがなく、手を出しにくいと考えている人からすると、「ニトリが販売しているのなら安心だ」と感じるかもしれない。
以前のドコモスマートウォッチのレビューでも述べたが、この種の製品は、「何ができるか」よりも「誰が(どこで)売っているか」に大きな価値があるといえる。ニトリという誰もが知るブランドで販売されていることで、初めてスマートウォッチに触れる人でも安心して購入できる。それこそが、この製品の最大の魅力といえる。
(製品協力:ニトリ)
【ニトリ】7990円のスマートウォッチ HDディスプレイ搭載で血中酸素も測定できる
【ニトリ】約1万円の丸型スマートウォッチ LINEが使えて健康管理もできる
ドコモの6980円「スマートウォッチ 01」を試す どんな人におすすめできる製品なのか?
キャンドゥで550円の「多機能デジタルウォッチ」は案外多機能 電池も自分で交換OKで使い勝手良好
4180円の「デバイスバンドplus」は心拍数の計測やカロリー計算も可能【3COINS】Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.