ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。2025年11月は、「iPhone 17(256GB)」が前月に続き首位をキープした。11月13日に発売されたばかりの「AQUOS sense10 SH-53F」は初登場2位と好調なスタートを切った。
AQUOS sense10 SH-53Fは、発売からわずか数日で2位にランクインし、シャープのミッドレンジモデルに対する根強い支持を改めて示した。7万3370円という価格帯が手を出しやすく、実用性を重視するユーザー層の心をつかんだようだ。senseシリーズは毎年安定した人気を誇っており、今回もその流れを継続している。
首位のiPhone 17(256GB)は、発売から一定期間が経過したものの依然として強い。15万2900円という価格ながら、Appleブランドへの信頼と最新機能への期待から購入者が途切れない状況が続いている。10月に2位だった「iPhone 17 Pro(256GB)」は、5位へと後退した。ハイエンドモデルを求めるユーザーに行き渡ったとみられる。「iPhone 17(512GB)」と「iPhone 16e(128GB)」は8位、9位に浮上した。
中位以下では、「Xperia 10 VII SO-52F」が前週の4位から3位へと順位を上げた。8万2720円のミッドレンジ機として、AQUOS sense10と競合しながらも堅実な支持を得ている。「Galaxy S25 SC-51F」は8位から6位へ、「arrows Alpha F-51F」も9位から7位へとそれぞれ浮上した。一方、「AQUOS wish5 SH-52F」は2万2000円という低価格ながら10位にとどまっており、エントリーモデルへの一定の支持が見受けられる。
AQUOS sense10の好調な滑り出しは、高価格化が進むスマートフォン市場において、7万円台のミッドレンジ機に確かな需要があることを証明した。年末商戦に向けて各メーカーの新製品が出そろったことで、12月はユーザーの動向が明確になりそうだ。
ドコモ販売ランキング:「iPhone 17」が首位奪還、「Xperia 10 VII」は4位に後退【10月13日〜10月19日】
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