ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。10月13日〜10月19日の期間は、「iPhone 17(256GB)」が首位を獲得した。
発売2週目のXperia 10 VIIは首位から4位に後退。初動の勢いこそ失ったものの、iPhoneが寡占するランキングに爪痕を残した。120Hzディスプレイや即撮りボタンを搭載しつつ、9万円以下のスイートスポットを攻めた機種となっている。
2位には「iPhone 17 Pro(256GB)」が前週5位から大きくジャンプアップした。21万4940円という価格帯ながら、48MPのトリプルカメラシステムといったプロ仕様の機能を備えた上位版だ。3位の「iPhone 16(128GB)」は順位を維持。Apple Intelligenceやカメラコントロールボタンなどを備えながら割安なことが支持の理由となっている。
iPhone 17 Pro/Pro Maxモデルでは512GB版が好調だ。6位に「iPhone 17 Pro(512GB)」、7位に「iPhone 17 Pro Max(512GB)」がそれぞれランクイン。26万円台後半から28万円台という価格帯にもかかわらず、大容量ストレージへのニーズが根強いことがうかがえる。
中位以下では、8位の「Galaxy S25 SC-51F(256GB)」が順位を維持。12万1440円という価格で12GBメモリと256GBストレージを搭載し、コストパフォーマンスで秀でる。9位には「arrows Alpha F-51F」が浮上した。8万円弱で12GB メモリ、512GBの大容量ストレージ、5000mAhバッテリーなど充実したスペックを備えたミッドレンジだ。10位の「AQUOS wish5 SH-52F」は2万2000円という低価格帯で、エントリーモデルとして一定の需要を維持している。
Xperia 10 VIIの初動の勢いが一段落し、iPhone 17シリーズが再びランキングを席巻する形となった。注目は512GBモデルの好調で、6位と7位に2機種がランクイン。26万円台後半から28万円台という価格でも大容量ストレージへのニーズは根強い。一方、9位にarrows Alpha F-51Fが浮上したことで、8万円前後のミッドレンジ市場にも動きが見られた。
ドコモ販売ランキング:「Xperia 10 VII」が初登場首位、「iPhone 17」を抑える【10月6日〜10月12日】
「Xperia 10 VII」10月9日発売、7万5000円前後 “シャッターボタン”でスクショ撮影可
「iPhone Air」「iPhone 17 Pro」を試す:スペック度外視でAirを即決、17 Proは放熱とカメラの進化を実感
「Galaxy S25」シリーズが“Androidを再構築”したといえるワケ GoogleとAI強化も差別化には課題も
arrows Alphaの「大丈夫。強いから。」の真実 FCNTの“実験室”で見た秘密と足りないピースCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.