iPhoneの文字が巨大化して戻せず「想像のはるか上のデカさだった件」 悪戦苦闘の末に復旧した方法とは?ふぉーんなハナシ

» 2026年01月09日 16時22分 公開
[田中聡ITmedia]

 スマートフォンの画面が大きくなって戻せなくなった――。そんなXでの投稿が2025年12月に注目を集めていました。

 投稿主は、えるま(@halukaze1973)さん。お母様から、iPhoneの文字が大きくなって戻せなくなった旨の相談があったので、「アクセシビリティ」から変更できることを伝えたところ、その設定も出せないとの返答が。実際に表示されている画面の写真を送ってもらったところ、そこには「ま やり」などが巨大な文字となって表示されていました。

 えるまさんも、思わず「想像のはるか上のデカさだった件」とコメント。ちなみに、画面に表示された内容は、「『iPhoneは使用できません 3時間後にやり直してください』の画面だと思われます」(えるまさん)とのこと。iPhoneのロック解除ができなくなり、強制再起動もできなかったようで、なすすべのない状態のようでした。

iPhoneアクセシビリティ 「想像のはるか上のデカさ」になっていた、iPhoneの画面(画像提供:えるまさん)

 巨大な文字が表示されたiPhoneの画像ポストに対し、「予想の5倍くらいデカくて声でた」「wwwwwwwデカすぎて笑ったwww」「うちの親のスマホ画面も文字大きく設定してるけど、この大きさはどうにもならん」といった反応が挙がり、X民も困惑を通り越して笑ってしまったという人が多かったようです。

 そもそも、どうして文字(画面)が巨大化してしまったのでしょうか。iPhoneでは、アクセシビリティの「ズーム機能」を利用すると、画面のサイズを拡大でき、最大ズームレベルは15倍にも及びます。この機能では、テキストサイズだけでなく、画面サイズそのものが大きくなるので、ホーム画面のアプリアイコン1つを画面いっぱいに表示させることもできます。

 ズームの方法は、画面全体を拡大する「フルスクリーンズーム」と、虫眼鏡のように部分的に拡大する「ウインドウズーム」の2種類があります。今回のケースはフルスクリーンズームが該当するものと思われます。

iPhoneアクセシビリティiPhoneアクセシビリティ 画面サイズそのものを大きくしたい場合、「設定」→「アクセシビリティ」→「ズーム機能」をオンにする

 このズーム機能をオンにした後、3本指で画面をダブルタップすると、設定した倍率で画面が表示されます。えるまさんのお母様のiPhoneも、ズーム機能はオンだったようですが、具体的にどのような設定をしたのかは分からないそうです。

iPhoneアクセシビリティiPhoneアクセシビリティ 左がホーム画面、右がITmedia Mobileの記事。ズーム機能で最大15倍まで拡大すると、ここまで大きくなる

 拡大した画面を戻すには、再び3本指でダブルタップします。あるいは、3本指で3回タップするとサブメニューが表示され、ここで「縮小」を選んでもOK。コントローラーから倍率を変更することもできます。

iPhoneアクセシビリティ 3本指で3回タップすると、画面サイズを変更できるサブメニューが表示される。元に戻すには「縮小」を押せばよい

 なお、ズーム機能で画面を拡大後、もとの1画面分の全範囲を見るには、3本指でスクロールする必要があります。例えばホーム画面を拡大すると、アプリアイコンが部分的にアップで表示されますが、同じページのアプリを全て見るには、3本指でスクロールするという具合です。

iPhoneアクセシビリティ
iPhoneアクセシビリティ ズーム機能で画面サイズを大きくした場合、1画面分を全て見るには、3本指でスクロールする必要がある

 これはロック画面でも同様で、もともと1画面のロック画面を拡大すると、1本指では他の範囲をスクロールして見られなくなります。パスコードの入力画面も大きくなってしまったため、うまくスクロールできず、えるまさんのお母様は正しいパスコードを入力できなかったのかもしれません。

 さて、えるまさんのお母様は、どうやって画面のサイズをもとに戻したのでしょうか。3本指のダブルタップか、3回タップ後のサブメニューから縮小したのかと思いきや……。

 「最終的には、バッテリーがなくなるまで放置し、改めて充電後に再起動したところ、1回目は未解決。さらにバッテリーをゼロにするまで放置。その後、再起動すると画面の大きさは元に戻っていたそうです。初期化されたのかもしれません」

 バッテリー残量0%になるのを2回繰り返したそうで、それなりの時間がかかったようです。その後、えるまさんはお母様に、アクセシビリティのズーム機能をオフにさせたとのこと。ちなみに、3本指の2回タップまたは3回タップで画面サイズを戻す方法は、ロック画面でも有効なので、この方法で画面サイズは元に戻せた可能性が高そうです。

 3本指を使った方法でも画面サイズが戻らず操作不能になった場合、強制再起動が有効です。ホームボタン搭載iPhoneの場合、電源キーと音量キー(下)を同時に長押しする、Face ID搭載iPhoneの場合、音量キー(上)→音量キー(下)の順に押して電源キーを長押しすると再起動します。実際、筆者も画面を拡大した状態で再起動したところ、元のサイズに戻っていました(iOS 26.2のiPhone 17 Proで確認)。

 iPhoneのアクセシビリティは、視覚や聴覚などの面から、より便利に操作できるようにする機能ですが、事前の設定や操作内容が複雑なケースもあり、慣れが必要です。今回、本来は画面を見やすくする設定のはずが、操作不能になるという悲劇が起きてしまいました。スマホに慣れていない人がアクセシビリティを使う場合、事前に操作方法を教えるか、メリットが乏しければ設定を変えないよう伝えておくといいでしょう。

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