AppleがAI基盤に「Gemini」採用へ 次世代のSiriやApple Intelligenceに活用

» 2026年01月13日 12時08分 公開
[田中聡ITmedia]

 米Googleと米Appleが1月12日(現地時間)、AI機能の協業に関する共同声明を発表した。

 AppleとGoogleは複数年にわたる提携契約を結び、Appleの大規模言語モデル(Apple Foundation Modeles)にGoogleの「Gemini」を採用する。Geminiは、今後Appleがアップデートする「Siri」や、次世代の「Apple Intelligence」機能における基盤として活用される。

Apple AppleとGoogleの共同声明

 AppleはGoogleとの提携について、「GoogleのAIテクノロジーがApple Foundation Modelsにとって最も優れた基盤を提供すると判断し、Appleユーザーに革新的な新しい体験を提供できる」とコメントしている。

 Appleが提供しているAIサービスのApple Intelligenceは、iPhoneやiPadのアプリにSiriを統合しており、話しかけたり文章を入力したりすることで電話やメール、各アプリのタスク実行、文章の作成や要約、画像の生成などができる。これまではAppleが自社で開発しており、拡張機能としてOpen AIの「ChatGPT」を採用してきた。

Apple Apple IntelligenceはSiriのアップデートが難航しており、いまだ「β版」として提供されている
Apple 拡張機能としてChatGPTを利用できるが、Googleとの提携によって、これがGeminiに置き換わるのかもしれない

 AppleがApple Intelligenceを発表したのは2024年6月のこと。同年10月に米国で英語版の提供を開始し、2025年4月から日本語に対応した。2024年6月の発表当初、Siriの機能を向上させ、iPhoneに蓄積されたデータを参照して、よりユーザーに最適な回答を返すといった構想を発表していた。

 こうしたSiriのアップデートは2025年に実装予定としていたが、2026年1月時点でいまだ実装に至っていない。AppleのAI機能は競合に比べて遅れていることがしばし指摘されていた。AppleはGoogleと提携することで、難航していた次世代Siriの開発を加速させようとしていることが分かる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月26日 更新
  1. “5秒で−5度” ワークマンの「ペルチェベスト」を体験 45度の猛暑でも冷える仕組みとバッテリーの安全性に迫る (2026年08月24日)
  2. ソニーがミッドレンジ「Xperia 10 VIII」発表 決済/ポイントアプリが即座に立ち上がる新機能、デザインに変化も (2026年08月25日)
  3. 新しい「マイナアプリ」の配信がスタート 初期設定の方法は? (2026年08月25日)
  4. 【ニトリ】2990円の「置くだけスマホ充電LED時計」 カレンダーや温度も表示できる (2026年08月24日)
  5. 部材高騰でもスペックは削らず 日本向け「OPPO Reno15 A」と最上位「OPPO Find X9 Ultra」に込めた攻めの戦略 (2026年08月25日)
  6. リュックの中を整理整頓できるバッグインバッグが41%オフ 引き出しやすい持ち手付き (2026年08月25日)
  7. povo2.0で「5G SA」を開始 月額無料、データ使い放題(24時間)のプレゼントも (2026年08月25日)
  8. 「iPhone 18」シリーズうわさまとめ 秋にPro、来春に無印登場か 「さらなる値上げ」の可能性も考える (2026年08月19日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. iPhoneの「Pro Max」も収納できるミニマルボディバッグ「A.R.C. Small Crossbody Bag」 8250円 (2026年08月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー