米Googleと米Appleが1月12日(現地時間)、AI機能の協業に関する共同声明を発表した。
AppleとGoogleは複数年にわたる提携契約を結び、Appleの大規模言語モデル(Apple Foundation Modeles)にGoogleの「Gemini」を採用する。Geminiは、今後Appleがアップデートする「Siri」や、次世代の「Apple Intelligence」機能における基盤として活用される。
AppleはGoogleとの提携について、「GoogleのAIテクノロジーがApple Foundation Modelsにとって最も優れた基盤を提供すると判断し、Appleユーザーに革新的な新しい体験を提供できる」とコメントしている。
Appleが提供しているAIサービスのApple Intelligenceは、iPhoneやiPadのアプリにSiriを統合しており、話しかけたり文章を入力したりすることで電話やメール、各アプリのタスク実行、文章の作成や要約、画像の生成などができる。これまではAppleが自社で開発しており、拡張機能としてOpen AIの「ChatGPT」を採用してきた。
AppleがApple Intelligenceを発表したのは2024年6月のこと。同年10月に米国で英語版の提供を開始し、2025年4月から日本語に対応した。2024年6月の発表当初、Siriの機能を向上させ、iPhoneに蓄積されたデータを参照して、よりユーザーに最適な回答を返すといった構想を発表していた。
こうしたSiriのアップデートは2025年に実装予定としていたが、2026年1月時点でいまだ実装に至っていない。AppleのAI機能は競合に比べて遅れていることがしばし指摘されていた。AppleはGoogleと提携することで、難航していた次世代Siriの開発を加速させようとしていることが分かる。
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