京セラは、同社が運営するタフネススマートフォン「TORQUE」シリーズの公式ファンコミュニティーサイト「TORQUE STYLE」において、現在開発中の新モデル「NEW TORQUE」の続報を案内している。その内容は、シリーズ初となる衛星通信サービス「au Starlink Direct」へのデータ通信対応と、先代とのバッテリー互換性の確保という、実用性を重視した2つの大きなトピックだ。
1つは、KDDIが提供する衛星通信サービスau Starlink Directによるデータ通信(一部アプリ)をTORQUEシリーズで初めてサポートする点だ。これにより、従来のモバイルネットワークでは圏外となる山間部や海上などの過酷なアウトドア環境でも、衛星を介した通信が可能となる。
対応アプリは、目的地検索に不可欠な「Googleマップ」をはじめ、登山者に必須の「YAMAP」や「ヤマレコ」、釣りに役立つ「タイドグラフBI」、最新の気象情報を得られる「ウェザーニュース」などだ。特にウェザーニュースでは、低速回線下でも自動で専用モードが起動し、AIチャットや軽量化された天気予報の確認ができる。さらに、情報収集に役立つ「X」や、ハンターの知恵を生かした熊対策アプリ「BowBear」も対応リストに含まれている。
なお、テキストメッセージのやりとりは、先代の「TORQUE G06」から引き続き利用可能だ。フィールドでの安心感を高めるこの機能は、タフネス性能を追求する同シリーズにとって大きな進化といえる。
もう1つは、ユーザーからの熱い要望に応える形で実現した、先代TORQUE G06の周辺機器との互換性だ。NEW TORQUEでは、TORQUE G06用の「電池パック」および「バッテリー充電器」をそのまま継続して利用できる。
新モデルの電池パック自体は、TORQUE G06よりも容量が増加している。しかし、技術チームによる設計の工夫で縦横の寸法を共通化し、充電に関する電気的仕様の整合性を図ることで、既存のアクセサリーとの併用を可能にした。タフネススマホのユーザーは、厳しい環境下での活動に備えて予備バッテリーや専用充電器を保有しているケースが多く、機種変更時のコストを抑えつつ既存のアクセサリーを新モデルに流用できる配慮は、新モデルのメリットの1つになるはずだ。
開発情報の公開も今回で第3弾となり、デザインやカラーに続き、具体的な機能と仕様が見えてきた。京セラは今後もTORQUE STYLEを通じて、会員向けの先行情報を順次発信していく予定だ。衛星通信という新たな武器を手にし、ユーザーの声に寄り添った進化を遂げる新モデルの登場に、ファンの期待はさらに高まっているだろう。
(※)記事内画像の出典:TORQUE STYLE記事
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