Nothingがミッドハイ「Phone (4a) Pro」発表 背面に光る「Glyphマトリックス」、カメラは最大140倍ズーム対応

» 2026年03月05日 23時13分 公開
[田中聡ITmedia]

 英Nothing Technologyが3月5日、新型スマートフォン「Phone (4a) Pro」をグローバルで発表した。3月13日に予約を開始し、3月27日に発売する。

Nothing Phone (4a) Pro 海外で発表された「Phone (4a) Pro」

 製品名に「Pro」と付くように、同時発表した「Phone (4a)」の上位モデルに位置付けられる。カラーはシルバー、ブラック、ピンクの3色を用意する。価格は499ユーロ(約9万1000円)から。

 日本向けのNothingのページには、Phone (4a) Proの製品画像と共に「近日公開」と告知されている。Phone (4a)と合わせて、日本でも発売される見込みで、詳細は後日案内される。

 Nothingスマートフォンの象徴ともいえる、背面が光る「Glyphインタフェース」は本機でも健在だ。カメラの横に設けられた「Glyphマトリックス」は137個のミニLEDから構成されており、通知やタイマーを表示する他、セルフィーを撮る際のミラーとして使うこともできる。Nothingのもう1つの特徴であるシースルーのデザインはカメラ横に採用しており、内部の構造を見られる。

Nothing Phone (4a) Pro 背面のGlyphマトリックスが通知、デリバリーやタイマーの進展、カメラタイマーのカウントダウンなどを知らせてくれる

 アウトカメラはメイン、望遠、超広角に3眼で構成され、メインカメラと望遠カメラは光学式手ブレ補正に対応している。メインカメラはセンサー内の2倍ズームに対応する。望遠カメラにはペリスコープレンズを採用しており、先代の「Phone (3a) Pro」と比較して、カメラレンズの出っ張りを32%小さくなったとする。3.5倍の光学ズームと7倍のセンサー内ズームに対応し、デジタルズームと合わせて、最大140倍のズームが可能だ。

Nothing Phone (4a) Pro 3眼カメラを搭載しており、望遠カメラは3.5倍光学ズームに対応する

 画像処理エンジンの「TrueLens Engine 4」では、13枚のRAWフレームを撮影して合成することで、ピクセル輝度を最大12倍高められるとする。また、シャッターを長押しして最大3秒間の動き、色、音を捉えた写真撮影もできる。

 3200万画素のインカメラには89度の新しい広角レンズを採用したことで、Phone (3a) Proより撮影範囲が10%広がった。

 Nothing Galleryアプリには、新機能として「AI消しゴム」を用意。1回タップするだけで、不要な被写体や人物、反射などを消去できる。特定の範囲を囲んで消去する機能も間もなく提供される予定だ。

 Nothing独自のAI機能「Essential Space」にも対応しており、側面のEssential Keyから呼び出せる。この機能ではメモ、スクリーンショット、写真、音声などを記録でき、保存した内容を元に要約やアクションプランなどを提示してくれる。保存した内容はNothingデバイス間で共有できるが、今後はPCでも利用可能になる予定だ。

Nothing Phone (4a) Pro ワンタッチでEssential Spaceを呼び出せるEssential Key

 ディスプレイは6.83型の有機EL(1260×2800ピクセル)を備え、最大144Hzのリフレッシュレート、5000ニトのピーク輝度を確保している。強化ガラスとしてCorning Gorilla Glass 7iを装備している。プロセッサはQualcommのSnapdragon 7 Gen 4で、メインメモリ+ストレージは8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GBの3種類を用意する。バッテリー容量は5080mAhで、最大50Wの急速充電、最大7.5Wのリバース充電に対応する。

Nothing Phone (4a) Pro 狭額縁設計の6.83型有機ELを備える

 本体サイズは76.6(幅)×163.6(高さ)×7.9(奥行き)mm、重量は210g。ユニボディーには、航空機で使われるグレードのアルミニウムを採用しており、5300平方ミリメートルの大型ベイパーチャンバーを採用することで、Phone (3a) Proから冷却面積が82%大きくなった。本体はIP65の防塵(じん)・防水に対応している。

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