Appleは、2026年6月8日から12日(米国太平洋時間)にかけて、「Worldwide Developers Conference(WWDC)」をオンライン形式で開催する。同社は世界中のデベロッパを対象に、最新のソフトウェアやテクノロジーを披露する場を設ける。6月8日にはApple Parkで特別な対面イベントも実施し、エンジニアと参加者が直接交流する機会を提供する。
WWDC26では、AIの進化や新しいプラットフォームのアップデートを詳細に紹介する。100を超えるビデオセッションやインタラクティブなグループラボを通じて、参加者はAppleのエンジニアから直接知見を得ることが可能だ。デベロッパはApple DeveloperアプリやWebサイト、YouTubeチャンネルから最新の発表内容を確認できる。
Appleのワールドワイドデベロッパリレーションズ担当バイスプレジデントであるスーザン・プレスコット氏はニュースリリースで次のように述べている。
「WWDCは、Appleで働く私たちにとって最も心躍る時期の1つです。テクノロジー、イノベーション、コラボレーションを称えるエキサイティングな1週間のために、世界中の優秀なデベロッパコミュニティが集結する機会だからです。多くのみなさんにオンラインと対面でお会いできるのを楽しみにしています。きっと、素晴らしいWWDCイベントとなるでしょう」
同社は「Swift Student Challenge」を通じて学生デベロッパの支援を継続する。2026年3月26日に通知された受賞者は、Apple Parkでのイベントに申し込む権利を得ることが可能だ。特に優れた50人はクパティーノへ招待され、3日間の体験に参加できる。
例年、同社はWWDCでiOS/iPadOS/macOSなどAppleデバイス向けOSの新バージョンに関する情報を公開する。約1年前のWWDC25では「iOS 26」や、生成AI機能「Apple Intelligence」のアップデート内容を発表した。
同社はiOS 26において、iOS 7以来となるデザインの刷新を行い、「Liquid Glass」という半透明素材をグラフィックに用いた。電話帳に登録していない相手からの着信に対してOS側で用件を聞く「通話スクリーニング機能」の他、メッセージ、電話、FaceTimeで相手の言語をリアルタイムで翻訳する「ライブ翻訳」を実装した。
Apple Intelligenceでは、ライブ翻訳や強化されたビジュアルインテリジェンス、生成AIによる画像・絵文字作成機能(Image Playground/ジェン文字)を追加した。これにより、開発者はデバイス上のLLMに直接アクセス可能となり、オフラインでも動作する高度なアプリ開発が容易になった。
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