ソフトバンク「Natural AI Phone」5つの疑問 なぜスマホを開発? 誰にどうやって売るのか(2/2 ページ)

» 2026年04月17日 20時07分 公開
[田中聡,ITmedia]
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疑問4:どんなユーザーを想定? どうやって売っていく?

 ソフトバンクは、Natural AI Phoneのターゲットを情報感度の高い「イノベーター」や「アーリーアダプター」に位置付けている。

 しかし、iPhoneやPixel、Galaxyなど既存スマホのユーザーに、AI機能だけでNatural AI Phoneに乗り換えてもらうハードルは高い。メイン機ではなく、新しいモノが好きな人に、サブ機として使ってもらうことを想定しているのだろうか。

 足立氏は「サブ機ではなく、メイン機で使ってもらいたいという思いもある。使っていただかないと、よさが分からない部分がある。新しい製品を好きな人に買っていただいて、メイン機として使えるのかを試してほしい」と述べる。店頭でのデモやプロモーションも含め、ユーザーにNatural AIのメリットをどこまで伝えられるかが課題といえる。

疑問5:なぜ2026年発売? 今後のアップデートは?

 GoogleやSamsungなど、名だたるメーカーがAI機能を強化し、それこそOSレベルで組み込もうとしている中で、Natural AI Phoneの2026年投入は遅いのでは、との声もグループインタビューで挙がった。

 もっと早く出したいという意向はあり、「当初の計画よりも遅くなったのは事実」と足立氏は認める。ただ、「急いで出して迷惑を掛けるわけにもいかない」と考え、ハルシネーション(誤った回答)や問いかけへのレスポンスなど、AIの品質チェックに時間をかけた。

 「具体的な数値を設けているわけではないが、このレベルでは出せないというのが当初のリリースのタイミングだった」と足立氏。高度な推論を含めたレスポンスは、引き続き改善していくとのこと。

 OSが最新のAndroid 16ではなくAndroid 15なのも気になる点だが、Natural AIを優先するのか、OSを優先するのかはBrainと話し合いながら決めていくとした。

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