本編の編集が終わったら、再生するチャプターやタイトルを選べるDVDメニューを作成する。
どのソフトもテンプレートの利用により、自動的に編集済みの動画がはめ込まれたメニューが作成されるためにほとんど手間はかからない。より凝った自分オリジナルのメニューを作成する場合も、ボタンや背景を置き換えたり、動画や音楽を再生するモーションメニューを利用することができる。
なお、アスペクト比16:9のメニューの作成ができることも2005年度版のDVD編集ソフトにおける大きな差別化ポイントとなりそうだ。これには、DVD MovieWriter 4やTMPGEnc DVD Author 2.0が対応している。
ペガシス「TMPGEnc DVD Author 2.0」
TMPGEnc DVD Author 2.0はメニュー作成ウィザードが搭載されている。メニューの構成やテンプレートの選択に加え、DVDメディアをプレーヤーにセットしたときの動作の設定も行える。
用意されるテンプレートは15種類。同社Webサイトでは、新しいテンプレートやボタン、背景なども用意されている。
DVDメニューの作成 | (3) |
ソニック・ソルーションズ「MyDVD Deluxe version 6」
MyDVD Deluxe version 6は起動画面からすでにメニュー画面が表示されているのが特徴となる。「スタイルを編集」画面で背景やBGMなどを設定することもできる。
DVDメニューの作成 | (2.5) |
サイバーリンク「PowerDirector 4」
PowerDirector 4は、「出力」タブでメディアの種類などを選択し、このツール上での作業を一度終了させる必要がある。その後、別ツールとなる「PowerProducer」が起動し、メニューの作成に移る。
上記は機能自体について劣るわけではないないが、動画編集の流れからシームレスにメニュー作成ができないことなどにやや不便に感じた。
DVDメニューの作成 | (2) |
ユーリードシステムズ「DVD MovieWriter 4」
DVD MovieWriter 4は、計78種類のテンプレートが収録されており、アスペクト比16:9に沿ったメニュー生成も行える。映像のサムネイルをダブルクリックすれば、モーションメニューの再生開始位置を手軽に指定できるのが便利だ。
DVDメニューの作成 | (3) |
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