なぜATOKを使い続けるのか、その理由を語ろう座談会(2/4 ページ)

» 2006年03月27日 00時00分 公開
[栗田昌宜,ITmedia]
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田中宏昌氏(以下、田中) お二人を前にすると恥ずかしいのですが、若者の常で、パソコンを使い始めたのはゲームがきっかけです。ゲームをやりたいがためにパソコンを購入し、今に至ったというか。職業としてパソコンを、ハードやソフトを含め、ここまで使い回すようになるとは夢にも思いませんでした。

田中宏昌 Hiromasa Tanaka
PC雑誌の編集職を経て、ITmediaのコンシューマー向けPC情報サイト「PCUPdate」編集長に着任。記事の執筆や編集はもちろん、ブログの作成まで、公私ともどもATOKを利用中。

 最初の頃は、主にゲームに使っていたので、日本語入力システムには無頓着でした。意識するようになったのは、音楽CDのデータベースを作るために他社製のカード型データベースソフトを購入したのですが、それに本格的な日本語入力システムが付いていて、こういうプログラムを入れるとこんなに簡単に日本語が入力できるんだと関心を持つようになりました。初めて一太郎に触れたのも、この頃でしょうか。ただ、当時はワープロ専用機も持っていたので、使うには至りませんでした。

 ATOKを使い始めたのは、ソフトバンク出版事業部(当時)に入社した1996年からです。編集職に就き、職業上の必要性に迫られて使い始めたという次第です。ただ、仕事柄、ATOKオンリーというわけではなく、新しい日本語入力システムが出れば入れては外しを繰り返していました。

 「もうATOKしかない」と最終的に落ち着いたのは、「一太郎Ver.11」(2001年2月発売)が出た頃です。それ以降はバージョンアップするたびにアップグレードしています。私も川越さんと同様に、ATOK単体ではなく、一太郎でアップグレードを申し込んでいます。最近は同じタイミングで発売されるようになりましたが、以前はATOKの方が遅れていたので。少しでも早く最新のATOKを使いたかった。

ITmedia 司会の私もATOKユーザーなので、ちょっと発言させてください。ATOKを初めて使ったのは、一太郎Ver.3の頃です。当時はパソコンに関する知識が乏しく、文章を書くために一太郎を使っていて、たまたまそれの日本語入力システムがATOKだったというくらいの認識しかありませんでした。

 その後、MS-DOSの難しさに辟易してMacに移った訳ですが、当時使っていたMac用の日本語入力システムだと、なかなか思うように変換されてくれない。それで日本語入力システムの重要性を認識したわけです。Mac版のATOKが出ると同時にATOKに乗り換え、再びPCを使い始めたWindows 98SE以降は、MacとPCの両方でATOKを使っています。

 MacとPCの両方を使っているユーザーの立場から言うと、ATOKの良さは、もちろんバージョンの違いによる差はありますが、文章を作成する思考レベルでの互換性をほぼ完全に実現できること。PCのキーアサインを変更して「A」キーの隣に「Ctrl」キーが来るようにしているので、キー操作のレベルでもほぼ完全互換を実現しています。こんなことができるのはATOKだけですね。

痒いところに手が届き、黒子に徹する心配りが秀逸

ITmedia すでにお話しいただいているところもありますが、なぜ皆さんは、他の日本語入力システムではなくATOKをお使いなのでしょう。

松井 やはり、変換効率が良い、ということに尽きますね。人間不思議なもので、良くなる分にはなかなかその違いがわかりませんが、ちょっとでも悪くなると、すぐに気づいてしまうものです。それと同じように、普段からATOKを使っていると、他の日本語入力システムを使うとすぐにアラが見えてしまう。「あっ、ここがダメだな」とか「なんでこうなんだ?」とか。そうなると、他の日本語入力システムには行けないですね。

 いや、実は一時期、一太郎とATOKに染まり切ってしまうのはテクニカルライターとしてまずいんじゃないかと思って、無理して他の日本語入力システムを使っていたことがあるのですが、結局ATOKに戻ってきてしまいました。

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提供:株式会社 ジャストシステム
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年4月19日

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