中国でFounderの「インテル入ってる」UMPCを買ってしまいました(前編)山谷剛史の「アジアン・アイティー」(3/3 ページ)

» 2006年05月09日 11時20分 公開
[山谷剛史,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

ここが気になるFounderのUMPC

 FounderのUMPCを短期間ながら使ってみたが、これまで気になったところをまとめてみた。

 まず、製品を落とさないためのストラップ穴や専用ポーチなどが一切ないこと。本体裏にゴム足があるものの持って使うときに落下を防止する仕掛けが用意されていないのだ。本体の大きさはVAIO type Uよりもひとまわり大きくそして重い。だから片手で持つのはVAIO type Uよりリスキーだ。何もないと使っていて不安を感じてしまう。

 評価作業中にバッテリー駆動でビデオを30分ほど再生したあとにシステムの設定をいろいろ試していたら1時間40分でバッテリーが切れてしまった。中国ならば飛行機で大都市間の1フライトにかかる時間も持たないことになる。乗車時間十数時間以上が当たり前の列車や長距離バスでは移動の中の一瞬しか利用できない。

 気になる発熱はずっと稼動させていると火傷をするほどではないがだいぶ暖かくなる。少なくともVAIO type Uよりは熱い。

 中国におけるPCのキラーソフトはチャットソフト「QQ」だ。最近は空港の待合室や電車のグリーン車の中で大きなA4ノートを起動しQQでチャットしているユーザーも多い。マイクとスピーカー、Webカメラを内蔵しているので、Mininote1つでビデオチャットが可能。とはいえ、無線LANが禁止されている病院や飛行機内でMininoteを使うことも想定して、無線LANとBluetoothのオンオフができるスイッチが欲しかった。

 また音楽コンテンツや映像コンテンツが(ある意味)どこでも安価で入手できる中国では、PCは(デスクトップPCですら)ミュージックプレーヤーやビデオプレーヤーとして常用されている。UMPCならなおさらポータブルオーディオ・ビデオプレーヤーとして使われるだろう。MininoteにはWindows Media Player用コントローラーボタンと音量調節ボタンが本体に用意されているので、プレーヤーとして使うには便利だ。

 VAIO type Uユーザーの筆者にとって、FounderのUMPC「Mininote」のハードウェアは「VAIO type Uをものすごく意識しつつ、バイオ UやLibretto ffのテイストをミックスして、さらに中国人向けのデザインが施されたUMPC」と評価できる。

 次回は、UMPCの操作性を左右するユーティリティを中心にMininoteをさらに検証していく。

VAIO type Uと比べるとこんな感じ。UMPCといえどなかなか大きい
前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月03日 更新
  1. 大容量HDDは品薄前夜「見つけたら即買い」の危機? 連休狙い目の「MSI×AMD×Apacer」スペシャルパックを追う (2026年05月02日)
  2. バッテリー最大30日&64GBのストレージ! 究極のタフネスウォッチ「Amazfit T-Rex Ultra 2」は+3万円の価値があるか (2026年05月01日)
  3. 無刻印モデルが2万円! Amazon GWセールでPFUが「HHKB」シリーズを特別価格で放出中 (2026年05月02日)
  4. Windows 11の不満解消へ Microsoftの最優先プロジェクト「Windows K2」とは何か (2026年04月28日)
  5. 静音性とカスタマイズ性を両立した有線メカニカルキーボード「Keychron C3 Pro」がセールで20%オフの7744円に (2026年04月30日)
  6. コンパクトな高品質キーボード「ロジクール MX KEYS mini KX700GRd」が15%オフの1万3480円に (2026年04月30日)
  7. MicrosoftとOpenAIの「独占契約終了」が意味するもの──AI覇権を巡る両社のしたたかな戦略 (2026年05月01日)
  8. 4月30日発売の「Amazon Fire TV Stick HD(2026)」の特徴は? 購入時に注意すべきポイントをチェック! (2026年04月29日)
  9. 快適な打鍵感と省スペース設計を両立した75%メカニカルキーボード「NuPhy Node75 JIS」がクーポン適用で1万6829円に (2026年04月30日)
  10. リモコンなし天井照明をスマート化 オーム電機の後付けリモコンスイッチが便利だった (2026年04月30日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年