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» 2006年09月04日 10時00分 公開

山谷剛史の「アジアン・アイティー」:べトナム「美人」PCユーザーのデスクトップを見てきましたっ! (2/2)

[山谷剛史,ITmedia]
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社会人で美人双子姉妹のアインさん(25)の場合

 次は日本語が話せる美人の双子姉妹アインさんを紹介しよう。キューさんとヴァンさんのそっくり姉妹は社会人だ。ハノイの中心部から少し離れたところにアインさんの家がある。なかなかに年季の入った「昭和40年代」をイメージさせる集合型住宅の一室が彼女達の家だ。彼女達を紹介してくれた日本人いわく、彼女達は中産階級相当の暮らしぶりとのこと。取材したときには、アインさん姉妹のほかにアインさんのお父さんと小学生になる子供がいた。えっ、アインさん姉妹のどちらかの子供がいるの?ということではなく、アインさん姉妹の上に姉がいてその子供なんだそうだ。

アイン家のアパート入り口
一歩大通りに出るとこの喧騒

 アインさん姉妹は小学校から中学校、高校、さらには大学まで同じという大の仲良しだ。もともと大学に入る前に外国語に興味があった2人は、日本語を学ぶいとこから日本の話を聞いてから俄然日本語に興味を持ち始めた。それからハノイ外国語大学に入学してふたりとも日本語を勉強しはじめたという。キューさんは東京で、ヴァンさんは広島で留学した経験もある。ふたりの自慢の一品は投稿した記事が掲載された雑誌「日本語ジャーナル」だ。

 そんなアインさんの家で使われてるのはタワー型のデスクトップPCだ。CPUはCeleron/650MHz、メモリ容量が128Mバイト、HDD容量が20Gバイトとそのスペックは苦しい。彼女らの友人が仲介して日本円にして4万5000円程度で購入したもので使って数年が経つという。どうもショップブランドのようだが詳細は定かでない。彼女らは自作PCやPCパーツに詳しくないためそれ以上は素性を探ることができなかった。PCパーツの増設は「DVD Videoを見るためにDVDドライブに換装した」だけで、処理速度については「遅いような気がするけど我慢します」なんだそうだ。PCデスクの横に置かれたイスは2つ。いつも姉妹一緒に使うのだそうだ。仲がいいねっ!

アインさんの家では、みんな一緒に一台のPCを使う
とにかくふたりは仲良しなのだ

 注目すべきはこのPCのOSだ。なんとWindows XP 「日本語版」なのだ。なんでまた日本語Windowsなの?「日本語に慣れているし、チャットも日本人の友達とすることが多いからです」とな。ほっほー。でも、どうやってWindowsをインストールしたの?「ハノイには日本語Windowsを入れるサービスがあるのです」

 インターネットはADSLを利用しており、料金は1カ月4万ドン(約300円)。主にWebブラウジングとメール、Skype、デジカメで撮った写真のストレージにPCを使っているそうだ。Skypeは外国にいるベトナム人や日本人と連絡するためによく使っている。彼女達のお父さんは日本なら定年間近の59歳だが、この年にして初めてPCを使い始め、最近ではWebブラウジングをやっているとか。ブックマークもいくつか登録済みで頻繁に巡回してチェックする。ただし、ベトナムの多くの中高年がこのお父さんのようにPCに触れ始めているわけではない。このお父さんは特別だといえる。

 日本に滞在したときに秋葉原へ行き、デジカメ(キヤノンのPowerShot)とiPodを購入して現在も愛用中の彼女達。欲しいのはあるの?「ノートPCが欲しいわ」と2人は答える。欲しいメーカーを聞くと、ヴァンさんは「東芝かIBM(現レノボ)」でキューさんは「松下がいいね」と、欲しいノートPCのブランドだけは意見が一致しないのであった。

デスクトップの画像は、彼女自身が日本で撮影したきれいな紅葉を使っている
デスクトップと登録されたソフト群

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