「AREA51」で“UFO探知機”の性能を検証するなっ、なんだってぇー!!(3/3 ページ)

» 2006年12月20日 15時30分 公開
[小林哲雄,ITmedia]
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ユータンでピラミッドパワーを試す。もはや何でもありだ

 さて、AREA51での調査を終え、ラスベガスに戻ってピラミッドの外観で知られるLUXORのカジノでもユータンを試してみた。反応……アリ(残念ながらカジノ内は撮影禁止なので写真はない)。宇宙人がギャンブルに興じているとでもいうのか。もはやなんでもありだ。

 ピラミッドには神秘のパワーがあるということだが、ユータン(の中のコイル)はこれにも反応するのかもしれない。恐るべしユータン(の中のコイル)。ちなみにピラミッドパワーを検知したといっても大当たりが続出したわけではなく、ギャンブルにはまったく無縁だった。非常に残念だ。

 ちなみにこのカジノには現在は新館ができているので、黙っていると日本人は「ピラミッド」ではない新館に案内される(本館にはシャワーのみで日本人は不評のため、バスのある新館になる)。ラスベガスでピラミッドパワーを体感したい人は注意したほうがいいだろう。

「地球はすでに侵略されている!」「なっ、なんだってぇー!!」

 というわけで、ネバダ砂漠くんだりまで行ってあちこちでユータンを動作させて見たのだが、反応が多すぎる。無反応の場合もあるので「ボタンを押せば常に反応」というわけでもなさそうだが、それにしても“UFOがすぐそばに来ているかもしれない”というわりと重大な情報をユータンは無邪気に知らせてくれる。もしこれが誤検知でなければ、宇宙人による地球侵略はかなり進行しているといっていいだろう。もしかしたら、あなたの隣の人は宇宙人かもしれない。

 余談だが、もしこの記事を読んで実際にAREA51をめざす人がいたら、ある程度の危険は覚悟しておいたほうがいい。未舗装路はレンタカー保険の免責事項であり、ここで事故があっても補償はない。また、僻地なので携帯電話もエリア外となっており、助けを呼ぶことはできない。そしてもちろん、UFOにさらわれたり、知らないうちに体に異物を埋め込まれる可能性だって、ないとは言えないのだ。

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