ナナオ入魂のHDMI搭載24.1インチワイド液晶――写真で見る「FlexScan HD2451W」液晶TVの映像技術をPCへ(2/2 ページ)

» 2007年05月23日 16時30分 公開
[前橋豪,ITmedia]
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1080pのドットバイドット表示やIP変換などAV入力

静電式スライドバーのユーザーインタフェースを採用する(写真=左)。操作ボタンは、入力切り替え、OSDメニュー起動、電源の3つだ。ボタンの左には、輝度センサーを備える。OSDを起動せずにスライドバーに触れると音量調整がダイレクトに行える仕組みだ(写真=中央)。MENUボタンを押して起動するOSDメニューもスライドバー操作がしやすいように横一列に並んでいる(写真=右)。スライドバーを左右になぞるか、左右ボタンのタップで項目を選び、スライドバー上をタップして決定する

IP変換の設定は「自動」「シネマ」「動画」「静止画」の4つを用意(写真=左)。カラースペースは「自動」「YUV 4:4:2」「YUV 4:4:4」「RGBフルレンジ」の設定がある(写真=中央)。MPEGなどの圧縮ノイズを低減するノイズフィルタの機能も持つ(写真=右)。もちろん、ケルビン値での細かい色温度設定やRGBゲイン、黒レベル、ガンマなどの調整も可能だ

輝度センサーによる画面の明るさ自動調整(写真=左)、映像をリアルタイムに解析して画面の明るさや色の濃さ、色合いを最適に調整することでコントラスト比を最大3000:1まで拡大する「コントラスト拡張」機能を用意(写真=中央)。音声の設定は、ボリューム、低音と高音の調整、左右バランス、AV入力時のレベル調整が用意されている(写真=右)

PC入力で1280×1024ドットの低解像度を入力したところ。拡大モードは、ドットバイドットの「ノーマル」(写真=左)、アスペクト比を維持したまま拡大する「拡大」(写真=中央)、アスペクト比を無視した全画面拡大となる「フルスクリーン」(写真=右)を用意

HDMI入力で1080p(1920×1080ドット)を表示。拡大モードは、ドットバイドットになる「16:9フル」(写真=左)、映像の上下左右を5%程度カットしてオーバースキャン表示する「16:9」(写真=右)を用意する。いずれもアスペクト比は維持される。AV入力端子によっては、「4:3」や「レターボックス」の拡大モードも選択できる

付属のユーティリティソフト「ScreenManagerPro for LCD」は、起動するアプリケーションに合わせて画質モードを自動的に変更する「Auto FineContrast」機能が利用できる(写真=左)。PinPのオン/オフ、音量の上下など、よく使う調整項目にキーボードのホットキーを割り当てられる機能も持つ(写真=中央)


FlexScan HD2451Wの主なスペック
FlexScan HD2451W
カラー ホワイトシルバー、ブラック、チタニウムシルバー
液晶パネル 24.1インチワイド(VA)
解像度 1920×1200ドット
輝度 450カンデラ/平方メートル
コントラスト比 1000:1(コントラスト拡張オン時3000:1)
視野角 上下178度/左右178度
応答速度(黒→白→黒)/(中間階調) 16ms/6ms
PC入力 DVI-D 24ピン(HDCP対応)×1、D-Sub 15ピン×1
AV入力 HDMI×2、D4×1、S-Video/コンポジット×1
音声入力 USBオーディオ×2、RCAステレオ×1
音声出力 ステレオミニ×1、ヘッドフォン×1
USBハブ USB 2.0ダウンストリーム×2
外形寸法(幅×奥行き×高さ) 566×230×363〜480ミリ
重量 約10.3キロ(スタンド含む)
昇降調整 約90ミリ
チルト調整 上60度、下5度
スイベル調整 左右172度
フリーマウント(VESA規格) 100×100ミリ
PC入力画質モード Text、Picture、Movie、sRGB、Custom
AV入力画質モード スタンダード、ソフト、ダイナミック、カスタム
PC入力拡大モード ノーマル(ドットバイドット)、拡大(アスペクト比は維持)、フルスクリーン
AV入力拡大モード 4:3、レターボックス、16:9、16:9フル
保証期間 5年間
EIZOダイレクト価格 14万9800円


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フルHD | HDMI


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