ナナオがFlexScanシリーズの新モデル「FlexScan S2401W」「FlexScan S2201W-E」「FlexScan S2001W」をリリースした。FlexScanシリーズでは初めてとなる22インチワイドを含めいずれもTNパネルを採用することで、コストパフォーマンスに優れているのが特徴だ。
3モデルとも、既存の17インチまたは19インチスクエアタイプからの買い換えを視野に入れたもので、S2401Wは24.1インチで1920×1200ドット、S2201W-Eは22インチで1680×1050ドット、S2001Wは20.1インチで1680×1050ドット表示をサポートする。応答速度は3モデルとも5ms(黒→白→黒)、コントラスト比が1000:1で、HDCP対応のDVI-I(AV機器との接続は非サポート)とアナログRGBの2系統入力を備える。また、表示画像に応じて最適な映像モードを選べる「FineContrast」機能と、周囲の明るさに応じて画面輝度を自動的に調整する「BrightRegulator」機能を標準で搭載。本体に500ミリワット+500ミリワットのステレオスピーカーとヘッドフォン端子、3基のUSBポート(うち1基はアップストリーム)を内蔵するのも3モデル共通だ。セレーングレーとブラックのボディカラーが用意されるのも変わりない。
S2401Wは輝度が360カンデラ/平方メートル、視野角は水平/垂直とも178度(コントラスト比5:1の場合)で、輝度を最大輝度の25%程度まで落としても安定した画面表示を実現する「調光機能」を備えている。S2201W-EとS2001Wの輝度は300カンデラ/平方メートルで、視野角は水平/垂直ともS2201W-Eが178度、S2001Wが176度(コントラスト比5:1の場合)となる。また、S2201W-EのみFlexScan S1931-SEに採用している「EZ-UPスタンド」を装備し、柔軟な位置調整が可能だ。
発売予定日はS2401Wが9月14日、S2001Wが9月26日、S2201W-Eが10月10日で、価格はS2401Wが9万9750円、S2201W-Eが6万9800円、S2001Wが5万4800円(いずれもEIZOダイレクト販売価格)となっている。なお、全モデルとも購入日から5年間(製品使用時間3万時間以内、液晶パネルとバックライトは3年間)の保証が付き、保証期間内であればトータルサポートの「修理品引取りサービス」や代替機の無償貸し出しが行われる。
FlexScan新モデルの主なスペック | |||
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型番 | S2401W | S2201W-E | S2001W |
サイズ | 24.1インチ | 22インチ | 20.1インチ |
液晶パネル | TN | ||
視野角(水平/垂直) | 178度/178度(コントラスト比5:1) | 176度/176度(コントラスト比5:1) | |
輝度 | 360カンデラ/平方メートル | 300カンデラ/平方メートル | |
コントラスト比 | 1000:1 | ||
最大解像度 | 1920×1200ドット | 1680×1050ドット | |
画素ピッチ | 0.27ミリ | 0.282ミリ | 0.258ミリ |
最大表示色 | 約1677万色(RGB各8ビット対応、10ビットLUT) | ||
調光機能 | ○ | − | |
入力端子 | DVI-I(HDCP対応/29ピン)、D-Sub 15ピン | ||
USBポート | アップストリーム×1/ダウンストリーム×2 | ||
スタンド昇降 | 82ミリ | 165ミリ | 82ミリ |
チルト | 上40度 | 上25度 | 上40度 |
スイーベル | 左右各35度 | 左右各172度 | 左右各35度 |
スピーカー | 500ミリワット+500ミリワット | ||
消費電力(節電時) | 110ワット(2ワット) | 60ワット(1ワット以下) | |
外形寸法 | W566×D208.5×H465〜538ミリ | W507×D279.9〜296.4×H351.5〜516.5ミリ | W469×D208.5×H427〜509ミリ |
重量 | 約10.6キロ | 約11.5キロ | 約8.7キロ |
保証期間 | 5年間 | ||
発売日 | 9月14日 | 10月10日 | 9月26日 |
EIZOダイレクト価格 | 9万9750円 | 6万9800円 | 5万4800円 |
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