ついに手に入れたMac OS X 10.5“Leopard”。パッケージをしばし鑑賞した後は、いよいよインストールだ。取り急ぎ、手元にあったMacBook(2.0GHz Core Duo、メモリ2Gバイト)のスロットイン式Super Driveにインストールメディアを挿入してみた。
インストールのアイコンをクリックすると、Macの再起動が促されるので「再起動」ボタンを押す。再起動後は自動的にインストーラが起動するので、基本的に画面の案内に従ってインストールするだけでいい。インストール中は製品パッケージのイメージと同じ宇宙の壁紙が表示され、いやがおうにも期待が膨らむ。
インストール先の選択画面からは、従来同様にOSのインストール方法を指定できる。アップグレードインストールや新規インストールはもちろん、既存のシステムファイルを「旧システム」というフォルダに保存して新規インストールすることも可能だ。その場合、ユーザーとネットワーク設定をそのまま残すこともできる。ここではアップグレードインストールを選んだ。
インストールが始まると、まずはインストールメディアのディスクチェックが行われる。その後は自動的にインストール作業が進められる仕組みだ。今回試用したMacBookでは、約35分でアップグレードインストールが完了した。一連の流れはTigerのインストールとほとんど同じで、アプリケーションを1つ入れる程度の軽い気持ちで簡単にアップグレードが終わり拍子抜けしてしまうほどだが、いきなりDockが3D表示に変わって画面に奥行き感が出たのを見ると、思わず「おぉ」と声をあげてしまう。
さて、次からの記事ではLeopardの新機能を一通り試してみたい。
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