“スリムだけど、こってり”なキーボード――MS「Wireless Entertainment Desktop 8000」ちょっと気になる入力デバイス(2/2 ページ)

» 2007年11月09日 16時00分 公開
[王深紅,ITmedia]
前のページへ 1|2       

機能も価格も最上級

 キーボードとマウスとも非常に多機能な製品だが、すべての機能を有効にするためには付属のBluetoothレシーバーを使うとともに、ドライバのIntelliPoint(マウス用)とIntelliType Pro(キーボード用)を導入しなければならない。

 最上位モデルらしい豊富な機能とギミックを身にまとった製品だが、最大の難関は実売で3万8000円近い価格だろう。ディスカウントショップでも3万円を切るのがやっとであり、2万〜1万円台半ばで買えるWireless Entertainment Desktop 7000と比べてみても値が張るのは否めない。

 とはいえ、フラッグシップモデルらしい貫録は十分に備えており、価格なりの説得力を持っているのもまた事実ではある。1つ1つのキータッチにこだわり、ガシガシとキーを打つ道具に徹したキーボードもいいが、それ以外の部分をこれでもかと詰め込んで“こってり感”で勝負するキーボードも、また違った魅力を放っているのは間違いない。

Bluetooth デバイスの接続画面(写真=左)。ドライバの「IntelliType Pro」を導入するとキーボードの詳細設定が行えるようになる(写真=中央)。マウスとは別に、ナビゲーション パッドの移動速度を変更できるのは便利だ(写真=右)

こちらはマウスドライバ「IntelliPoint」の画面(写真=左)。キーボードと同様、ドライバを導入しないとマウスの持つポテンシャルをフルに生かせない。アプリケーションごとにボタンの機能を割り当てられる(写真=中央)。ドライバ画面で電池寿命とパフォーマンスの優先を決められる(写真=右)


PC USER編集部Tのインプレッション

 Wireless Entertainment Desktop 7000譲りの斬新なデザインと多機能ぶりには一見の価値がある。7000と比較した場合、明るいシルバーを基調としたカラーや、新搭載のキーボードバックライト、鏡面仕上げのMicrosoftロゴが高級感をさらに向上させている印象だ。USBハブ機能を持つ充電スタンドは置き場所に困るが、マウスとキーボードを同時に充電できるのは便利。

 一方、変則的なキーレイアウトも継承しているため、長文をバリバリ入力したり、ショートカットを多用する人には向かないだろう。しかし、Windows Media Centerを常用している人はもちろん、リビングの大画面TVやプロジェクターに接続して使うホームシアターPCと組み合わせるのに見栄えのするワイヤレスキーボード&マウスを探している人にとっては、最適な選択肢かもしれない。Bluetoothを使うことで数メートル離れた場所でも問題なく操作できることに加え、白く光るキーボードバックライトと静かなキー入力音が暗い部屋で映画鑑賞をしている場合に重宝する。


PC USER編集部Hのインプレッション

 以前取り上げたWireless Entertainment Desktop 7000に比べて明らかに便利と感じるのは、何といっても充電機能だ。ワイヤレスモデルのアキレスけんは不意のバッテリー切れにあるが、これを解消しつつ、充電器をUSBハブにすることで利便性を高めている。ただ、せっかくのUSBポートにアクセスしづらく、接続できるUSB機器もスリムタイプに限定されるのはもったいない。暗所では重宝するキーボードバックライトはともかく、そのほかの新機能は“付加価値”といえるものが大半で、それらに対してWireless Entertainment Desktop 7000の2倍近い金額を払えるかというと、正直悩ましいところ。

 キーボードとして考えると、不規則な配列やキーによってクリック感が大きく異なるのはいただけないが、「巨大なリモコン」として見ればマウス操作が可能なナビゲーション パッドの搭載を含めて、なかなか便利といえるだろう。



 主なスペックは下記の通りだ。

製品名Wireless Entertainment Keyboard 8000
メーカーマイクロソフト
インタフェースBluetooth(Bluetooth 2.0)
キー数72キー(主要キー)/タッチセンサ×17
キーピッチ19ミリ(主要キー)
キーストローク約3ミリ
ポインティングデバイスナビゲーション パッド
使用電池単3ニッケル水素充電池(1.2ボルト 2000mAh)×4
動作時間約1カ月(出荷時設定)/約2.5カ月(バックライトオフ時)/約4日間(バックライト常時オン時)
到達距離約10メートル
外形寸法(実測値)W451×D196×H7〜19ミリ
重量(実測値)約720/820グラム(電池含まず/含む)
製品名Wireless Laser Mouse 8000
インタフェースBluetooth(2.4GHz/Bluetooth 2.0)
読み取り方式レーザー
カウント数1000dpi/6000fps
クリックボタン5(ホイール含む)
使用電池単3ニッケル水素充電池(1.2ボルト 2000mAh)×1
動作時間約3週間
到達距離約10メートル
外形寸法(実測値)W69.5×D124×H39ミリ
重量(実測値)約117/145グラム(電池含まず/含む)
対応OSWindows Vista/XP(SP2)
付属品USBハブ付き充電スタンド、Bluetoothレシーバー、ドライバCD-ROM、単3ニッケル水素充電池×5、簡易マニュアル
保証期間3年
実売価格3万8000円前後
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月12日 更新
  1. エアコンのない部屋でも快適に過ごせる「水冷式冷風扇」がセールで35%オフの8498円に (2026年08月10日)
  2. シャープのヘルスケア特化スマートウォッチ「からだメイト Watch」を試す 装着するだけでカロリー&水分補給を自動記録 (2026年08月10日)
  3. PCやスマホの音を手軽にアップグレード! 7700円で充実機能のポータブルスピーカー「JBL GO 5」実機レビュー (2026年08月11日)
  4. 帰省ついでに日本最西端の「VAIO Shop in Shop」に潜入! ノジマとのタッグで生まれた手厚い接客で最新機能を確かめてみた (2026年08月11日)
  5. ペットボトルで優しく本格洗浄! 「ミラブル」の泡を生み出す超小型コードレス高圧洗浄機「MIRABLE AQUABLAST MINI」を見てきた (2026年08月10日)
  6. microATXマザーが2枚入る“2階建て”ケース「CAPO X」登場! 新感覚トラックボールや修理アイテムも充実 (2026年08月10日)
  7. 安全性の高い半固体電池を採用した「エレコム モバイルバッテリー EC-C60MN」がセールで15%オフの3390円に (2026年08月10日)
  8. 「Amazon Fire TV Stick HD」が29%オフの4980円で販売中 (2026年08月10日)
  9. Pixio、丸みを帯びた円柱フォルムのスリムディスプレイアーム「PSW3S」を発売 (2026年08月10日)
  10. NVIDIAが「cuFile API」をオープンソース化/キオクシアとSandiskがQLC技術と332積層を用いた第10世代3Dフラッシュメモリを開発 (2026年08月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー