“サンタ”になった新型MacBookをチェックする(1/2 ページ)

» 2007年12月27日 13時09分 公開
[高橋敦,ITmedia]
今回は最上位の「MB063J/B」を評価した

 Mac OS X 10.5 “Leopard”発売以降、最初に登場したMacの新製品は、アップデートされたMacBookだった。その内容は、一見するとCPUクロックのわずかな向上(ブラックボディの上位機種は2.16GHz→2.2GHz)のマイナーバージョンアップだが、実は内部的に大きな刷新が行われている。この新型MacBookは、第一印象以上に魅力的だ。

 その最大のポイントは、チップセットをいわゆる“Santa Rosa”世代のIntel GM965 Expressに置き換えたことだ(無線LANモジュールが該当しないため純粋なSanta Rosaプラットフォームとは呼べない)。これにより、旧モデルとの比較で、FSBが667MHzから800MHzに高速化し、増設できる最大メモリ容量も2Gバイトから4Gバイトへ増加している。

バッテリを取り外せば2基のメモリスロットにアクセスできる。メモリを4Gバイトまで拡張できるようになったのもトピックの1つだ

 Intel GM965 Expressチップセットにはそのほかにも数々の省電力化制御機構などが組み込まれてもいるが、注目はやはりチップセット統合型GPU「GMA X3100」の実力だろう。

 具体的には、従来機に搭載されていたIntel 945GM Expressの「GMA950」と比較して、動作クロックが250MHzから500MHzに向上し、シェーダーユニットも4基から8基へと倍増。また、グラフィックスメモリの最大容量も64Mバイトから最大144Mバイト(メインメモリと共有)に向上している。スペックシートから見ても十分な性能向上を期待できるが、ここについては後にベンチマークテストで確認する。

 このほか設計部分でも、放熱系に多少の見直しがあったようだ。液晶ヒンジ周辺のスリットは、数と大きさが変更されており、以前より開口面積が増やしてある。実際の効果は、長期間の使用ではなかったので確信には至らなかったが、ベンチマークテストで高い負荷をかけたときでも、パームレストまで熱が回ってくる場面は少なかった。放熱周りも改善されていると期待してよいだろう。

 さらに細かいところでは、JISキーボードのキー配列が微妙に変更されている。Fnキーの移動や、Commandキーの追加などが行われているので、購入を検討している人はアップルストアなどで実機を確認しておいたほうがいいだろう。ソフトウェア面では最新のLeopardや、iLife '08のプリインストールもうれしいポイントだ。

放熱スリットの開口部がやや大きくなった(写真=左)。1280×800ドット表示に対応した13.3インチワイドの光沢液晶を搭載する(写真=中央)。キーの配列が微妙に変わっているので、従来からのMacユーザーは要チェックだ(写真=右)

もちろんLeopardがプリインストールされている。新FinderやSpacesなど、300の新機能を持つ最新Mac OS Xも見どころの1つだ

本体前面/背面/左側面/右側面。インタフェースは従来機を踏襲している

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月13日 更新
  1. RTX 5060よりRTX 3060? 最低でも25万円! 値上がりが続く自作ゲーミングPCのリアル (2026年10月12日)
  2. 約581gの軽さで美しい画面を持ち歩く! 日本エイサーの有機EL搭載14型モバイルディスプレイ「PE140Wsmiuux」を試す (2026年10月12日)
  3. 全48製品が最大40%オフ! BenQのディスプレイやプロジェクターがお得に! (2026年10月11日)
  4. Anthropicが小型AIモデル「Claude Haiku 5.5」を発表/Mistral AIが大規模言語モデル「Mistral Large 4」を公開 (2026年10月11日)
  5. メモリやSSDが高すぎてPC買えない問題 IntelのラナーデCTOはどう考えている? (2026年10月09日)
  6. 日本HPが個人向け新ノートPCを10月下旬に発売 RTX Spark搭載の「OmniBook Ultra 16 AI PC」と若者の最初の1台を狙う「OmniBook 5 14」 (2026年10月09日)
  7. 5K/75HzとWQHD/300Hzを切り替え! MSIの26.9型ディスプレイが話題に (2026年10月10日)
  8. 10年ぶりの新モデル! 充電式になっても価格据え置き6600円のラベルライター「P-TOUCH CUBE PT-P320BT」を見てきた (2026年10月09日)
  9. 「Windows 10 October 2018 Update」の再配信でMicrosoftが失ったもの (2018年12月10日)
  10. 日本限定で「ちいかわ」コラボモデルも! Google Play対応の「Amazon キッズ タブレット」が10月14日に発売 選べる2サイズで3万9980円から (2026年10月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー