iPhone 3Gをゲットしてから使いこなすまでiPhone 3G短期集中連載(2/2 ページ)

» 2008年07月14日 00時17分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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 初代iPhoneは下部に、iPod touchは左上に「ブラックの樹脂部分」がある。これはアンテナの感度を確保するため。iPhone 3Gは背面が金属ではなく樹脂になったため、そういう配慮が不要になっている。

 続いて、お約束の厚さ比較写真。左から初代iPhone、iPod touch、iPhone 3G。

photo iPhone 3Gは背面が丸くなっているのがよく分かる。

 続いて細部を見ていこう。

photo iPhone 3Gとヘッドセット。ヘッドセットの途中についているパーツはマイクで、iPod時(音楽再生中)は再生/一時停止の簡易リモコンにもなる。
photophoto 背面スミのカメラ。固定フォーカスでマクロモードなどはなし。とにかくシンプル(写真=左)、側面には音量スイッチ。上が着信音のオンオフ(マナーモードスイッチとして使える)、下が音量調節(写真=右)
photophoto 上面にはヘッドセット端子、USIMカードスロット、そしてスリープボタン(写真=左)、底面中央にあるコネクタの両側にはスピーカーとマイクが入っている。(写真=右)

iPhone 3GとiTunesを接続する

 iPhone 3Gを手に帰宅したら、最初の儀式を行うべし。iTunesを7.7にアップデートし、iPhone 3Gと同期させるのである。

 これによってiPhoneのユーザー登録が行われ、iTunes StoreのアカウントがiTunesとiPhone 3Gで同期されるほか、その他の各種情報が同期される。、音楽も写真も含めて必要なデータが同期され、iPhone 3Gが「ネットにつながる電話機」から「iPhone」になる。

photo 接続すると、最初にこの画面になる。要するに重要なのはこの2つなのだ。
photophoto ユーザー登録を完了すると、続いてiTunesアカウントのセット。これが終わると正式に、iPhone 3GからAppStoreやiTunes Wi-Fi Storeが利用可能になる(写真=左)、そしてmobile meの案内。mobile meについては後ほどに(写真=右)
photophoto そしてiPhoneに名前を付け(写真=左)、同期に必要な項目をセットして完了(写真=右)

 右下画面のタブに注目。同期に必要な作業は既存iPodと同様で、iPodとして使うためにミュージック、写真、Podcast、ビデオをどう同期するかを設定する。全自動で行うこともできるが、本体のメモリが16Gバイト(あるいは8Gバイト)とさほど多くないので、ある程度はiPhone 3Gで持ち出す曲や写真や映像を自分で決めるのがよいだろう。

 さらに、「情報」タブで、アドレスブックやブックマーク、メールアカウントなどの同期を取る。iPhone 3Gならではなのは「着信音」「アプリケーション」の2つ。着信音は日本風にいうと「着うた」。曲の一部を着信音として使うことができる。アプリケーションは「App Store」で入手できるiPhone用アプリ。アプリケーションはiTunes上でiTunes StoreでダウンロードしてもiPhone上で直接ダウンロードしてもOKだ。

 iPhone 3Gの大きな特徴のひとつに「パソコンとの快適な連携」がある。

 iTunesを介してパソコンと同期することによって、iPhone上でダウンロードした曲やアプリは自動的にiTunes側にコピーされるし、iTunes上で追加した曲やダウンロードした曲やアプリは自動的にiPhone 3G側にコピーされる。

 曲やアプリに限らず、映像もアドレスブックもスケジュールもみな同様である。それも、USBでパソコンと接続するだけで自動的にそれが完了されるのがiPhone 3Gの良さだ。そういった意味でも、iPhoneを使うにはまずiTunesとの同期が欠かせない。

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