新世代Eee PCで地デジとワンセグを満喫:10万馬力の実力は?(2/2 ページ)

» 2008年07月15日 16時26分 公開
[王深紅,ITmedia]
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画質モードを選べば地上デジタル放送を満喫できる

バッファローのUSB接続チューナーユニット「DT-H30/U2」

 ワンセグに続き、新型Eee PCで12セグメントの地上デジタル放送を試してみた。まずは前回と同様、バッファローの外付けチューナーユニット「DT-H30/U2」を接続する前に、同社が提供している動作確認プログラム「ストリームテスト fot 地デジ」を実行した。

 DT-H30/U2の動作に必要なCPUは、Celeron M 450 2.0GHz同等以上(SP/LP画質時)と比較的低スペックなため、計測結果はすべてOKだった。結果が惨敗だったHP 2133とは好対照といえるだろう。ドライバや番組視聴/録画ソフトウェア「PCastTV for 地デジ」のインストール、ダビング10対応の最新アップデータ(Ver.1.11)導入、チャンネルスキャンを終え、早速地上デジタル放送を見てみた。

バッファローが提供しているテストプログラム「ストリームテスト fot 地デジ」(写真=左)。結果はすべてOKだった(写真=中央)。こちらはHP 2133でのテスト結果(写真=右)

 PCastTV for 地デジには、ダビング10対応のβ版からTVプロファイルが5段階(DP/HP/SP/LP/LLP)用意され、PCのスペックに応じて切り替えることが可能だ。今回はすべてのプロファイルを試したが、最高画質のDPでは音声こそスムーズだが画面はがたつき、HPモードではドライバの不具合か画面の半分が正常に描写されず、これはWind Notebook U100でも共通だった。結果として、CPU使用率が50%台で済むSPモード(720×480ドット/約6Mbps)での視聴が、画質とのバランスで現実的だろう。この状態では、MP3ファイルを再生しながらのWebブラウズという“ながら見”作業も快適に行えた。ちなみに、解像度が最も低いLLPモード(352×480ドット/約2Mbps)にすれば、CPU使用率は40%台まで落ちる。

 とはいえ、ワンセグや地上デジタル放送受信時はボディ全体が熱を帯び、耳障りではないもののファンの風切り音は発生していた。

TVプロファイルの違いによるCPU使用率の変化。左からDP/HP/SPモード。HPモードでは描画が崩れている

左からLP/LLPモード。画質とシステムパフォーマンスを考えると、SPモード以下が妥当なところだろう。ダビング10に対応したバージョンから、録画先ドライブにNASを選べるようになった(写真=右)。ストレージ容量の貧弱なEee PCではうれしい対応だろう

 低価格ミニノートPCに過剰な期待は禁物だが、Atom搭載PCでは思った以上に地上デジタル放送/ワンセグを満喫できた。今回試したDT-H30/U2の最新アップデータでは、地上デジタル放送をNASに録画できるようになり、ストレージ容量が少ないEee PCでの運用も夢ではなくなったのがうれしい。ただし、初期状態のPCastTV for 地デジは録画先HDDがCドライブに割り当てられているので、ただでさえCドライブの空きが少ないEee PCでは設定の変更を忘れずに行いたい。

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