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Netbookの次はコレ!?――Atom搭載ボードPC「Eee Top」に速攻で触れる“Eee”の衝撃再び(1/2 ページ)

» 2009年02月27日 17時30分 公開

Eeeの系譜はPC、Box、そしてTopへ

ASUSの液晶一体型Nettop「Eee Top 1602」

 ASUSTeK Computer(ASUS)は、「Eee PC」の成功を受け、“Eee”を一大ブランドに育て上げるべく、製品の拡充に努めてきた。日本でもEee PCシリーズは他社のNetbookを圧倒する豊富なラインアップをそろえ、Eee PCのデスクトップ版となるNettop「Eee Box」も投入している。

 2008年後半はアグレッシブな製品拡充に不況が重なり、過剰在庫が採算の悪化を招いてしまったため、今後はラインアップが整理される可能性はあるが、2009年に入ってもASUSは攻めの手を緩めていない。

 そんなASUSが次の一手として3月下旬に国内販売を開始するのが、「Eee Top 1602」だ。製品カテゴリーとしてはEee Boxと同様、Atom N270(1.6GHz)を搭載したNettopに該当するが、Eee Boxがディスプレイ分離型ボディを採用しているのに対し、Eee Top 1602は液晶ディスプレイ一体型ボディ、それも本体を1枚の板のようにスリムにまとめた、俗にいう“ボードPC”に仕上がっている。

 液晶一体型のNettopは他社もリリースしているが、Eee Top 1602はタッチパネル付きの液晶ディスプレイを用いているのがウリだ。標準価格は6万4800円とボードPCにしては安価で、Eee PCのハイエンドモデルと同じに設定されている。

 今回はEee Top 1602の試作機にほんの少しだけ触れる機会を得たので、まずは写真で製品をチェックしていこう。なお、試作機でのインプレッションなので、実際の製品とは異なる可能性があることをあらかじめお断りしておく。

スリムボディは細部まで凝ったデザイン

 Eee Top 1602を初めて見て感心させられたのが、コンパクトでデザインへの配慮が行き届いたボディだ。ボディサイズは407.4(幅)×42.5(奥行き)×336.6(高さ)ミリ、重量は約4.3キロと、スリムかつ軽量にまとまっている(スタンドを含む奥行きは約135ミリ)。背面のハンドルは、片手で握って本体を持ち運べるほか、未使用時にキーボードを収納するスペースとしても使える。

 ホワイトを基調として、ボディの背面全体をクリアパーツで覆ったうえ、下部にクリアパーツをはみ出させて青く光らせることで浮遊感を演出したり、外からネジが1本も見えないように隠すなど、デザインへの注力ぶりは「Eee PC S101」シリーズにも引けを取らない。外装に定評がある他社のPC製品をよく研究している印象だ。

 基本スペックは、1366×768ドット表示に対応したタッチパネル付き15.6型ワイド液晶ディスプレイの搭載がポイントとなる。画面サイズ、画面解像度ともにEee PCをはじめとするNetbookを大きく上回っており、標準的な液晶一体型PCと比べても見劣りしない。

15.6型ワイド液晶ディスプレイの画面解像度は1366×768ドットで、アスペクト比は16:9だ(写真=左)。前面に輝度や音量の調整ボタンが配置されているほか、下部にSRS対応のステレオスピーカー(4ワット+4ワット)を内蔵する。背面はクリアパーツで覆われたすっきりしたデザインで、ネジはゴムキャップで隠されている(写真=右)

背面のハンドルは、片手で握って本体を持ち運べるほか、キーボードを収納できる(写真=左)。ボディを支えるクリアパーツは下部が青く光る仕組みで、光の明るさを変更したり、消灯したりすることも可能だ(写真=中央)。タッチパネル式の液晶ディスプレイをふくクリーニングクロスも付属する(写真=右)

 その一方で、CPUのAtom N270(1.6GHz)、チップセットのIntel 945GSE Express、1Gバイトのメインメモリ、160Gバイトの2.5インチHDDといった仕様は、標準的なNetbookと変わらない。

 インタフェースは6基のUSB 2.0をはじめ、SDメモリーカード(SDHC対応)/メモリースティックPROスロット、ヘッドフォン、マイク、ライン入力、1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11b/g/n(ドラフト2.0)の無線LAN、130万画素Webカメラといった構成だ。デスクトップ機らしくUSBポートの数が多い半面、Eee PCに見られるBluetoothは省かれている。プリインストールOSは、Windows XP Home Edition(SP3)だ。

 バッテリーパックは内蔵していないため、家庭内モバイル機として使う場合はACアダプタも同時に持ち運ぶ必要がある。付属のACアダプタは小型軽量だ。

スタンドは10〜35度の範囲でチルト角度を調整できる。スタンドを立てた状態で、スタンドを含む奥行きは約135ミリだ。左側面にはSDメモリーカード(SDHC対応)/メモリースティックPROスロットと2基のUSB 2.0ポートが配置されている

上部に130万画素のWebカメラを搭載している(写真=左)。背面の下部に、有線LAN、4基のUSB 2.0、ACアダプタ接続用のDC入力、ヘッドフォン、マイク、ライン入力の各端子が並ぶ(写真=中央)。背面に4基あるUSB 2.0のうち1基は、ワイヤレスキーボード/マウスの受信ユニットで占有される。付属のACアダプタは小型で、ボディカラーと同じホワイトで統一されている(写真=右)

デバイスマネージャで見たEee Top 1602。搭載されていた160GバイトHDDは、Seagate Momentus 5400.5のST9160310AS(9.5ミリ厚/5400rpm/Serial ATA)だった

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