NECのセパレート型デスクトップPC「VALUESTAR L」シリーズは、上位モデルを拡充した「VL770/TG」「VL750/TG」「VL570/TG」「VL300/TG」の4モデルが用意される。発売日は4月16日の予定。
夏モデルの主な強化点は大きく3つ。まず、付属の液晶ディスプレイがアスペクト比16:9の1920×1080ドット表示に対応し、22型ワイドから23型ワイドサイズへと大型化した。また、上位2モデルで2.33GHz駆動のCore 2 Quad 8200sを採用するとともに、Blu-ray Discドライブ搭載モデルがVL300/TGを除く上位3モデルに拡大するなど、スペック面も向上した。
さらに、地デジ機能を搭載しないVL750/TGでは、外付けグラフィックス機能として、NVIDIAの新GPUであるGeForce GT120を採用し、HDMI端子を装備したのが目を引く。細かいところでは、2009年春モデルの最下位モデルからは省かれていた本体前面の7メディア対応スロットが全モデルに搭載されたのもトピックだ。
OSは全モデルWindows Vista Home Premium(SP1)を採用。オフィススイートのOffice Personal 2007(SP1)もプリインストールされる。実売価格はVL770/TGが24万5000円前後、VL750/TGが23万5000円前後、VL570/TGが18万5000円前後、VL300/TGが17万円前後となっている。主なスペックは以下の通り。
VALUESTAR Lシリーズの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
VALUESTAR L | VL770/TG | セパレート型 | マイナーチェンジ | Core 2 Quad Q8200s(2.33GHz) | 4096MB(DDR3) | 1TB | Home Premium(SP1) | 24万5000円前後 |
VL750/TG | セパレート型 | 追加モデル | Core 2 Quad Q8200s(2.33GHz) | 4096MB(DDR3) | 500GB | Home Premium(SP1) | 22万5000円前後 | |
VL570/TG | セパレート型 | マイナーチェンジ | Core 2 Duo E7400(2.8GHz) | 4096MB(DDR3) | 500GB | Home Premium(SP1) | 21万円前後 | |
VL300/TG | セパレート型 | マイナーチェンジ | Core 2 Duo E7400(2.8GHz) | 4096MB(DDR3) | 500GB | Home Premium(SP1) | 17万5000円前後 | |
VALUESTAR Lシリーズの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
VALUESTAR L | VL770/TG | 23型ワイド | 1920×1080 | Intel G45 | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | チップセット内蔵 | 3波デジタル×2 | 約9.5キロ |
VL750/TG | 23型ワイド | 1920×1080 | Intel G45 | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | GeForce GT 120 | − | 約9.2キロ | |
VL570/TG | 23型ワイド | 1920×1080 | Intel G45 | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | チップセット内蔵 | 地デジ | 約8.7キロ | |
VL300/TG | 23型ワイド | 1920×1080 | Intel G45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約8.7キロ | |
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