オトコなら、4.25TバイトHDD+12Gバイトメモリの“最強”構成で──「HP Pavilion Desktop PC m9690jp/CT」8万円台から選べる「Core i7」PC(3/4 ページ)

» 2009年04月15日 11時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

最大4.25TバイトのHDDを内蔵可能な「ストレージタンク」

 日本HPが「ストレージタンク」とアピールするように、m9690jp/CTは最大で4.25Tバイトものストレージを搭載できるのもポイントの1つだ。

photophoto HDD容量は豊富なBTOメニューから選べる。HDD×2基でRAID構成も選択できる
photophoto 取り出すとそのままUSBのモバイルHDDになる「ポケットメディア・ドライブベイ」

 内蔵データストレージはSerial ATA(3Gbps)対応の3.5インチHDDを採用し、2台搭載可能。1台目のHDD容量は最大1.5Tバイト(2009年4月現在、プラス1万500円)を筆頭に、1Tバイト(同、プラス7350円)、640Gバイト(同、プラス3150円)、320Gバイトと4種類から選択できる。2台目の選択肢は、1.5Tバイト(同、プラス1万4700円)、1Tバイト(同、プラス1万1500円)、640Gバイト(同、プラス7350円)の3種類となっており、1Tバイトないし640GバイトHDDを2台搭載したRAID 0/RAID 1の構成(1Tバイト×2でプラス1万5750円)も選べる。HDDの回転速度はすべて7200rpmタイプだ。

 これに加えて、本体に装備するオリジナルのリムーバブルベイに対応した2.5インチ/3.5インチのポータブルHDDも追加できる。前面中央部の「ポケットメディア・ドライブベイ」に対応する2.5インチHDDの容量は、250Gバイトと160Gバイトの2種類(回転速度は5400rpm)を用意し、外付け用のUSBケーブルとキャリーケースも付属する。また、前面右下カバー内の「パーソナルメディア・ドライブベイ」に対応する3.5インチHDDは、1Tバイトと500Gバイトの2種類(回転速度は7200rpm)が用意される。こちらも外付け用のUSBケーブルとACアダプターが付属する。

 この大容量ストレージを活用するツールとしてm9690jp/CTには、「HP EASY BACKUP」というバックアップユーティリティが標準でインストールされており、この機能と連動したワンタッチバックアップボタンを本体前面に備える。HP EASY BACKUPとバックアップボタンで、任意のワンタッチバックアップとスケジュール設定による自動バックアップ機能を実現する。

photophotophoto イージーバックアップボタンを押すとバックアップユーティリティ「HP EASY BACKUP」が起動し、容易にバックアップできる。最初にバックアップするファイルの種類やスケジュールを設定しておくだけの簡単作業で済む。設定したスケジュールに従って自動バックアップ、バックアップボタンを押すと随時バックアップを実施する。2度目以降は差分バックアップとなる

 光学ドライブは、DVDスーパーマルチドライブとBD-ROM/DVDスーパーマルチドライブ(2009年4月現在、プラス6300円)、書き込み対応Blu-ray Discドライブ(同、プラス1万3650円)から選べる。書き込み対応Blu-ray Discドライブは、6倍速の1層BD-R書き込みに対応する。2台目の光学ドライブとしてDVD-ROMドライブも1基追加できる。

 通信機能はマザーボードのオンボード機能に備えるギガビットLAN(1000BASE-T)のほか、BTOではIEEE802.11b/g対応無線LAN機能も追加できる(アンテナは本体内蔵型となる)。サウンドはオンボードのHD Audio(8ch出力、光デジタル音声出力対応)が標準だが、BTOメニューからPCI Express x1接続タイプの「Creative Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio PCI Express x1」(2009年4月現在、プラス3990円)も選べる。

 OSの選択肢はWindows Vistaの64ビット版のみとなり、Home Premium(SP1)かUltimate(SP1 2009年4月現在、プラス1万500円)が選べる。32ビット版のWindowsは、扱えるメモリは4Gバイトが上限であり、そのうちハードウェアのDMA転送などに予約されている仮想アドレスは使用できないため、実質的にユーザーが利用できるのは3Gバイト前後しかなく、さらに1プロセス(=1アプリケーション)あたりが使えるメモリは2Gバイトまでという制限もある。6Gバイトや12Gバイトといった大容量のメモリ構成も安価に選べるm9690jp/CTには、32ビット版はふさわしくないという判断と思われる。

 なお、2009年4月現在は多くの周辺機器やソフトウェアが64ビット版Windows Vistaへの対応もほぼ済んでいる状況だが、非対応の製品も一部にある。PCの購入・買い換えにあたって既存の周辺機器やソフトウェアを引き継ぐ予定の人は、あらかじめ周辺機器のドライバやソフトウェアが64ビット版Windows Vistaに対応しているかを確認しておくことを勧めたい。

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