NVIDIA、40ナノプロセス採用の1万円級GPU「GeForce GT 240」を発表

» 2009年11月18日 10時47分 公開
[ITmedia]
GeForce GT 240を搭載したリファレンスカードは1スロット厚のクーラーユニットを搭載

 GeForce GT 240は、NVIDIAの製品で初めて40ナノメートルプロセスルールを採用したGPUだ。実売価格1万円前後のバリュークラスグラフィックスカードで、PhysXや3D Vision、CUDA環境によるGPUコンピューティングなど、最新のGeForceシリーズでサポートされている機能を利用できるのが特徴。

 リファレンスで示されるコアクロックは550MHz。以下同様に、メモリクロックはグラフィックスカードGDDR3搭載時で1000MHz(ピンあたり2000Mbps相当)、GDDR5搭載時では1700MHz(ピンあたり3200Mbps相当)に達する。グラフィックスメモリの容量は512Mバイト、もしくは1Gバイトとされる。メモリバス幅は128ビットだ。

 シェーダユニットクロックは1340MHzで、GPUに搭載される統合型シェーダユニット(CUDAユニット)は、96基。なた、テクスチャーフィルタリングユニットは32基、ROPユニットは8基を実装する。

 画面出力インタフェースではHDMI(1.3a)とDVI、VGAに加え、DisplayPort(1.1)にも対応する。

左からCPU(Pentium E5300)、GeForce 210、GeForce GT 220、GeForce GT 240で比較したGPUコンピューティング処理性能(写真=左)。Radeon HD 4670とGeForce GT 240とで比較したゲームタイトルのベンチマークテスト結果(写真=右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月21日 更新
  1. 「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも (2025年12月20日)
  2. 3COINSで1万6500円の「10.1インチ タブレット」を試す 雑に扱える手軽さで、子供や大人の2台目に検討の価値アリ (2025年12月20日)
  3. 香港と深センのPC向けメモリ/ストレージ価格はどうなっている? 日本の状況と比べてみた (2025年12月19日)
  4. Thunderboltがあればメイン環境を持ち歩ける? 「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」と外付けGPUユニットを試してみた (2025年12月19日)
  5. ナカバヤシ、小型トラックボールを内蔵した薄型ワイヤレスキーボード (2025年12月19日)
  6. PC版「ホグワーツ・レガシー」の無料配布が間もなく終了 累計販売4000万本突破、“ハリポタ”舞台のオープンワールド・アクションRPG (2025年12月18日)
  7. Steamで2025年最後の安売り「ウインターセール」開催中! 恒例の「Steamアワード」も投票開始 (2025年12月19日)
  8. スマートホーム“ガチ勢”向け「SwitchBot AIハブ」を試す 映像内の“出来事”をトリガーに家電操作できるAIカメラ実現 (2025年12月15日)
  9. 電源内蔵で配線がスッキリする「エレコム スイッチングハブ EHC-G08MN4A-HJB」が17%オフの4980円に (2025年12月18日)
  10. メモリは64GBキットを断念する空気感――128GBは何と20万円前後に (2025年12月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー