NECの正統派Netbook──新Atom搭載「LaVie Light」の実力チェック:“外付けHDD”にもなる機能付き(1/3 ページ)

» 2010年02月08日 17時00分 公開
[岩城俊介(撮影:矢野渉),ITmedia]
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新CPUの採用、春の新色でマイナーチェンジした正統派Netbook

photo NEC「LaVie Light BL330/WA6G」(フレッシュライム)

 実売5万円台から購入できる価格帯とともに、定額データ通信プランの同時契約で0円〜100円から──などという販売方法も定着したNetbook。CULVノートPCが台頭している2010年1月現在も、“まずはインターネットができればいい/安価にPCを導入したい”と考えるライトなPC利用層に一定のニーズがある。

 中でもNECの「LaVie Light」シリーズは、国内メーカーが発売するモデルということで国内市場のこの層に対して高い人気がある。LaVie Lightシリーズの2010年春モデルは、B5ノートサイズの小型軽量ボディや鮮やかなカラーバリエーションをそのままに、新CPUのAtom N450を採用してリニューアルした。

 今回の春モデルは、1366×768ドット表示の10.1型ワイド液晶ディスプレイ+大容量のLバッテリー+32ビット版Windows 7 Home Premiumをプリインストールする「BL530/WH6」を上位モデルに、1024×600ドット表示に対応する10.1型ワイドの液晶ディスプレイ+Windows 7 Starterをプリインストールするベーシックモデル「BL330/WA6」(想定実売価格は6万円前後、以下同)、BL330/WA6に2年版Office Personal 2007を同梱する「BL350/WD6」(7万円前後)、HDD容量が少ない下位モデルの「BL130/WA」(5万5000円前後)をラインアップする。ボディカラーは、フレッシュライム(新色)、シャインレッド、フラットホワイト、パールブラックと多彩にそろえてある(BL130/WAを除く)。

 今回はこのうち、ベーシックな構成となる「BL330/WA6G」(フレッシュライム)を評価機とし、仕様やパフォーマンスをチェックしていく。


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photophotophoto LaVie Lightのカラーバリエーションはフレッシュライム(新色)、シャインレッド、フラットホワイト、パールブラックの4色。LaVie Light Luiモデルは、アーバンメタルシルバーを採用する

若々しい新色「フレッシュライム」、重量1.17キロの軽量ボディも健在

photo 新色の「フレッシュライム」は、天面がイエロー系、内部はブラウン系を用いるツートーン配色となっている(注:製品版の天面は、メーカーロゴがプリント仕様となります)

 BL330/WA6Gは、まずこの鮮やかなボディカラーが目を引く。“フレッシュライム”と呼ぶこの新色は、天面をグリーン系の色をほのかに含むつややかなレモンイエロー、キーボード面をブラウン系の色とするツートーン構成で、前モデルから継承するやや丸みを帯びたボディデザインとともに、とても若々しい印象を受ける。外光の当たり方や見る角度によってグリーンにもイエローにも見え、最近は当たり前になってきた多色展開の携帯電話や自身のファッションなどとともに、外出先では特に映えることだろう。NECが考えるターゲットユーザーは「20代〜30代のアクティブな男女」で、この新色もこれらユーザーの新生活需要を想定して設定したという。

 ボディサイズは258(幅)×190.8(奥行き)×27.5〜29.8(厚さ)ミリ。週刊誌とほぼ同等のB5サイズで、厚さはよくある週刊誌で2冊分ほどとなる。重量は約1.17キロ(標準のMバッテリー搭載時)で、マンガ単行本にすると3〜4冊分くらいが目安だ。側面から見ると後面のバッテリー部が若干膨らんでいるものの、過度な突起物がないのでバッグへの収納性も上々。家庭内のセカンドマシンとして使うのもいいが、小さく軽量なので、やはり普段のバッグに入れて常に持ち歩く用途に適している。


photo 1024×600ドット表示に対応する10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載する

 ディスプレイは1024×600ドット表示に対応する10.1型ワイドのLEDバックライト搭載スーパーシャインビュー液晶を採用する。表面は光沢パネルで、色鮮やかに明るさのムラも少なく画面を表示できるメリットがある。半面、低反射処理を施してあるために屋外の外光下でも意外に見やすかった印象ではあるが、光沢パネルゆえ自分の顔や背後の光源、背景の映り込みがどうしても発生するのは否めない。

 もっとも、解像度は1024×600ドットなので表示における快適さはそれ相応だ。Webサイトの流し見やSNS/ブログサイトのチェック、メール、Wordなどでちょっとした文書を作成するといった用途において大きく困ることは少なく、かつそれを分かって購入する人はよいが、家庭や会社でPCをすでに使用している人にはやはり狭いと感じるだろう。ビジネス業務やクリエイティブな用途、ハイビジョンクラスの動画などを楽しみたい場合は、より高解像度のディスプレイを備えたよりパフォーマンスの高いモデルを選ぶのが無難だ。例えばLaVie Lightシリーズなら、上位モデルに1366×768ドット表示対応の液晶ディスプレイを備えるBL530/WA6、CULVノートPCなら「LaVie M」などのシリーズも用意する。


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