GeForce GT 430は、Fermi世代のアーキテクチャを採用するローエンドのGPUだ。CUDAコアは96基で、リファレンスデザインのコアクロックは700MHz、同じくシェーダークロックは1400MHz、グラフィックスメモリクロックは900MHzとされる。グラフィックスメモリのバス幅は128ビットで、リファレンスデザインではDDR3を1Gバイト搭載する。
TDPは49ワットに設定され、外部電源コネクタは必要としない。画像出力はデュアルリンクのDVIとHDMI、アナログRGBに対応する。リファレンスデザインのグラフィックスカードはロープロファイルサイズだ。
NVIDIAの資料によると、ゲームタイトルにおけるフレームレートは、最高でGeForce GT 220の1.5倍に達し、シェーダー演算とジオメトリ演算の能力は2倍に相当するとしている。また、ベンチマークテストで測定した結果として、Core i7-965 Extreme Edition(3.2GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.46GHz)とIntel X58 Expressを基幹とするシステムで実行した3DMark Vantageにおいて、GeForce GT220がP3062、GeForce GT 430がP4645という結果であったことを明らかにしている。
GeForce GT 430は、DirectX 11に対応するほか、3D立体視静止画、動画、Blu-ray 3Dの再生が可能だ。NVIDIAは、ローエンドGPUにおけるゲーム性能が向上したおかげで、統合型のグラフィックスコアで半分以上のゲームタイトルが動作しなかったのが、GeForce GT 430によって、すべて動くようになると説明している。
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