イー・モバイルが10月28日、W-CDMAのDC-HSDPAという技術を導入し、理論値で下り最大42Mbpsでの通信が可能なデータ通信サービス「EMOBILE G4」を発表した。11月19日以降、関東、東海、関西、北海道、九州の一部の主要都市から提供を開始する。2011年3月末までに人口カバー率で約40〜50%を目指す。
EMOBILE G4の名は、Global、Growth、Generationなどの頭文字である「G」と、イー・モバイルの第4の進化であり、42Mbpsのデータ通信サービスということで「4」を組み合わせたものだ。料金プランは、現在提供している下り最大21Mbpsの「データプラン21B」をそのまま移行し、適用する。料金を据え置いたまま、通信速度が約2倍になるイメージだ。
月額利用料金は、G4データプランBでベーシック(にねん得割)の場合、4280円となる。2万1600円の長期契約割引が受けられる「にねんS」なら、月額4480円で利用できる。
主な料金プラン | ベーシック(にねん得割) | ベーシック(年とく割2) | にねんS | にねんM |
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長期契約割引 | なし | なし | 2万1600円 | 3万3600円 |
G4データプランB | 4280円 | 4480円 | 4480円 | 4880円 |
G4データプラン | 5280円 | 5580円 | 5580円 | 5980円 |
G4スーパーライトデータプラン | 280〜5680円 | 580〜5980円 | 900〜5980円 | 1400〜6380円 |
対応端末は、11月19日に発売するHuawei製のUSBデータ通信端末「D41HW」。
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